貢献と給料

先日、税理士先生と5期目の振り返りをしたのですが、悩みが毎年変わっていないねと言われました。薄々気づいていたがばれてたか。

 

悩みというのは売上の安定、人材業の不安定さなど。先生とは今期はこれからに続く事業を作りましょうねということで話を終えました。

 

何故これほどまでに仕事に四苦八苦して、やりたいこととビジネスの厳しい現実にさらされ、時には新たなビジネスを考えて、、などやっているのでしょうか?もっと楽に生きられるだろう?帰る家があってご飯が食べれて釣りができればお前は満足だろう?会社員はいいぞ。多少しくじっても給料はもらえるぞと僕の中の悪魔がちょいちょい囁きます。

 

不安定への不安の先の先を考えてみたのですが、金銭的な余裕って結構あるなと。家族の生活とかが大前提にあるのでその辺がどこかで必ず自分の気持ちに不安さをもたらしているのだと思います。業績不安定→売上不振→給料カット→不幸。怖い。お金大事。

 

話をタイトルに寄せます。

 

お給料をあげたい

 

転職しようと思う人はそうでしょうし、そうおっしゃいます。僕もです安心してください。普通の欲求です。

 

ではどうやったらお給料が上がるのでしょうか?僕が考えるに

 

給料=貢献です。

 

会社が売り上げをあげたら、原価が引かれて粗利が出てそこから給料含めた販管費が出せます。売り上げが超高くて、原価が超低ければ給料の原資である粗利も増えます。だから給料は上がりやすい。

 

例えばキーエンスという会社がありますが、キーエンスは商品原価をおさえて作るのがうまい。さらにそれをものすごく売る鋼鉄の戦士達(営業部隊)がいます。売る力が強くてさらに原価が低い。だから粗利も沢山でて年収が高いわけですね。実際に何名かお会いしていますが、20代で家が立つというのは嘘ではない。

 

粗利が多くても給料が低い会社もあります。広告費とか新しい事業とか人件費以外への投資比重が多いとか。この辺は会社によって全然違います。将来を見据えてみんなで痛みを分散して将来に投資しているとも言えるわけです。これも一理ありますよね。または会社に大きめの債務があって従業員に還元できないとか。あとはたまに経営陣が私欲のために利益を食い潰す場合もありますが、それは一旦置いておきましょう。

 

なので転職でお給料をあげたければ、会社の収益構造や事業方針やお金の使い方を知ること、そしてどの場所においても会社の経営、会社の売り上げ、利益アップに貢献することが大事です。間接的にでも直接的にでも。

 

ゴネ徳できるほど給料って簡単には上がらないわけです。貢献があるから給料が上がる。本当に基本的なことですがこれがわかっていれば、転職活動さえ楽になります。

 

転職でお給料をあげたければ一体今自分は何で貢献できるのかを最初に考えてみると良いです。

 

未経験の挑戦ですけどいまより給料あげたいです!企業研究よくわからないです!

 

これではさすがに厳しーなーってもんで。

 

カノープス株式会社 青山

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