オンライン面接で気をつけてほしいこと

在宅勤務を選択する企業さんが増えてきました。。。。と書き出したら驚きの記事。

テレワーク実行5% 厚労省LINEに2400万人回答:朝日新聞デジタル

 

LINEで届いていたアンケートの結果ですね。2400万人中の5.6%ですか。2400万人が全員社会人かどうかはわからないですが、かなり少ないですね。

 

実際に面談でも、「表面上テレワークしてますとかいってますけど会社の一部だけですよ」とか、「テレワーク指示はないけど直行直帰は可能になったので実際のところみんな営業行かないで自宅にいます。それを上も黙認してるので結局実施なんですかね笑」とか、「土日自粛要請が都から出てますけど出勤してます・・・」という話を聞いたりしました。これが現実なのかもしれませんね。僕のお客様はテレワークに移行しやすいITやWEBサービスのベンダーさんが多いのでたまたま多く感じるのかもしれません。

 

じゃあ転職市場はどうでしょう?こちらについでですが、お客様の採用・選考活動は継続しています(現段階)。ただ、その手段は大きく変わりほぼオンライン面接になってきました。

 

年明けから今まで時間の経過とともに

 

2月上旬まで
全工程対面面接

2月中旬〜3月中旬
一次〜二次面接はオンライン(一次は録画面接というところも)、最終は対面

3月下旬〜now
全工程オンライン、あるいは最終面接のみ対面だが時期は相談

 

といった感じで変化しています。

 

もうオンライン待ったなしです。なので今回はオンライン面接を受ける方に気をつけて欲しいことを書いてみます。

 

大前提としてオンライン面接も直接の対面面接も基本は同じです。ただ、独自の環境ならではの注意点もあります。

 

カメラはオン

当たり前ですが、カメラはオンです。知人人事さんに聞いたところカメラオフにしたままオンライン面接にログインされる方もいるそうですが、そのまま話すとなると電話と変わりませんし面接官への心象も良くはないと思います。画面を通じた面接は視線をどこに向ければいいんだろう?と戸惑うかもしれませんが、普通の面接と同じように画面に写った面接官の表情を見ながら話せば良いと思います。

 

マイクはオン

これも当たり前ですが、マイクオフになったまま気づいていない人もいて、昔の衛星中継みたいな滑稽な画像が続くようなケースもあったりします(僕もやったことがあります)。あとオンライン面談は通常、PCやスマホ内臓マイクを通して話しますが、通信状況により声量も一定出さないと声が届かないこともありますので声少し張りましょう。当然相手の声が聞き取りづらい場合もありますので聞き直しなどは遠慮なくして良いと思います。あとは必要であればイヤホンマイクの利用可否を確認しても良いと思います。

 

環境の用意

これは一番難易度が高いのではないかと思っています。個人情報、企業情報など機密情報のやりとりがあるのが面接です。Wi-Fiがあるからとカフェなど人が行き来するような場所で対応したらまずいですよね?あと現職の会議室を予約して面接するのも、見つかったら、、、。基本は自宅自室がベストだと思いますが、回線状態がよくない、部屋を見せたくない見せられないなどの事情があれば貸し会議室などを利用するのもありです。貸し会議室はコストはかかってしまいますが、高速回線、完全個室もあります(SPACEEやSPACEMARKETでも1時間500-1000円くらいのものは探せたりします)。ただし、この方法も絶対推奨とは言えません。外部施設利用はウイルス感染防止なども含め全て自己責任となりますし、ロックダウンなどが起きてしまうと、この方法さえ使えなくなるかもしれません。人材会社の会議室を借りるというのもありですが、これも同様ですね。どうしても難しい場合は企業側にその旨申し出るべきだと思います。

 

事前にテストを

オンライン面接は概ね、Zoom、Skype、Google Hangouts Meet、Wherebyあたりのアプリケーションが出てきますが(他にもあると思います)、使い方はネットで調べればすぐわかりますし、各社選考を受ける人には丁寧に利用方法を案内してくれるケースがほとんどです。PCがなくてもスマートフォンにアプリを落とせば利用できますので心配しなくて良いと思います。
ただ、前日までには何度かログインしてテストしてください。通信状態なども確認、必ず事前に練習しておきましょう。

 

時間に余裕を

上記全て準備しても当日直前になって繋がらない、、、なんてこともあり得ます(実際ありました)。こうなると焦って企業に連絡もいれる余裕もないですし、面接結果にも影響が出るでしょう。必ず10-15分前には着座して最終的な準備をしましょう。どうしようもない事態になったら企業人事さんや人材会社を使っていたらその担当にすぐ連絡しましょう。また、ログインも指定の時間がベストです。ログインしたまま待機もできるサービスもありますのでこれも事前に確認しましょう。とにかくまごついて遅刻はしないこと。普通の面接でも遅刻したら心象悪いですしね。

 

以上です。

 

今回はあくまでも今転職活動をしている方、オンライン面接がよくわからない方向けに書きました。「オンラインでも選考してるから転職しようぜ!」という趣旨で書いたのではありません。

 

ちなみに弊社の登録面談も3月は80%がオンライン・電話での面談になりました。4月以降は100%にします。今月は会食、宴席など外出は全てキャンセルしました。今後は事態が鎮静化するまでこのスタイルで業務を継続していこうと思います。

 

しばらく大変な時期が続きそうですが、皆さんどうかご自身・家族の健康を第一に毎日を過ごしてください。何を差し置いても健康な体と心があればなんとかなるものです。

 

1日でも早く世界に平和な日常が訪れますよう。

 

カノープス株式会社 青山

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この記事を書いた人

青山 俊彦のアバター 青山 俊彦 カノープス株式会社 代表取締役

SaaSビズサイド(セールスやカスタマーサクセス、インサイドセールス、マーケ、企画領域)の転職支援が得意な人材エージェントです。採用や転職についてお気軽にご相談を!趣味は釣り。長野県安曇野市出身。

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