期待どおりにならない

期待どおりの結果がでないなんてことは良くあります。週末釣りに行ったのですが、ダメダメでした。邪念が強すぎたのでしょうか? 海と魚は無情です、、。

 

期待に反した結果が続くというのは転職活動でも起こります。自分はこの業界・職種に向いている!面接も毎回良い感じだしきっとうまくいく!、、、あれ?気付いたら結構落ち続けていない?とか。

 

日頃、SaaS、AI、事業企画、営業企画、経営企画、、、などなど色々な志望領域をお聞きします(僕から薦めるケースもあります)。成長している産業や流行りの産業、注目の職種を目指すのは良いことですし、ネガティブなことはありません。ただ、内容を理解して志望している人とそうでない人は半々、自分の実力と志望する職種がバランス取れている人も半々というのが実感値です。

 

大前提としてどの企業も即戦力を求めています。こういう人が欲しいとかなり具体的な人物像も決まっていたりします。でも、対外そんな理想の候補者はマーケットに少ないので、ターゲットを広げて見ているのが現実です。

 

もし転職活動がうまくいっていないとすると、その会社や業界が求めるものと自分が差し出せるものの差に気付いていない、その差を埋める努力をしていないという可能性があります。同じくらいの実力の同僚が転職できたのに、自分ができないというなんてこともたまにありますよね。決まる人は興味のある業界を徹底的に調べ、職種についても調べ、自分の経験で何が活かせそうか想定しています。またはこの業界は今の自分には無理だけど、別方向でワンクッションキャリアを積めばできるかも?なんてキャリアの戦略を練っていたりします。

 

もし選考が良い雰囲気で談笑もできたのに落ち続けているのであれば、それはあなたのスキルや経験を聞く必要はないと判断し、面接官がソフトランディングさせているだけかもしれません。面接官はあなたが会社で活躍できる人か?価値がある人か?次の面接官や役員に上げても問題ないレベルかなどを見ています。厳しめの面接だったのに通過したというケースがあったりするのはそういうことで、期待できそうな人には突っ込んで質問してくるものです。ケースバイケースですが、和やかにいつも終わるのに結果がついてこない時はもしかしたら自分って期待外れ?と疑ってみるのも一つの手です。

 

面接のフィードバックってどの企業も与えてくれるわけでは無いですし、仮にもらえたとしても数倍に希釈されていたり、当たり障りない言葉に変換されているケースもありますから、自分で気付くしかないんですよね(人材会社経由だと詳しいフィードバックを入手できたりします)。

 

何かおかしいなと思ったら自己の期待や評価と他者の期待や評価に大きな差がでている可能性があります。うまくいっていない人は一度立ち止まって振り返る時間も必要ですよ。

 

カノープス株式会社 青山

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