先日、お世話になっているお客様と食事をしました。
日頃のやりとりからも熱さは感じていましたが、改めて話してみて、ご自身の会社、組織、そこに仲間を増やすことへの責任感や思いなどがかなり振り切った方でした。本当に会社が好きなんだというのが伝わりました。
こういう方に僕は弱いです。なんとか助けになりたい、この人と同じタイミングで同じことを考えられるくらいになりたいと自然と思います。
当日はとてもためになる言葉が多かったです。お話し中にメモってしまいました。その中ですごく腹落ちしたのが、選択と決断の話です。グラスを二つ指して、
「青山さんこの二つから一つ選択してみてください」
とおっしゃいます。
「??」と思って、自分のグラスを選びました。
「はい。それが選択ですよね。では決断ってわかりますか?」
「??」
「まぁグラスだと例えとしてあれですね。こうです」
グラスを一個捨てるそぶりをしました。
「わかります?選択と決断の差。面接で見てるのこういうことです」
選択というのは、どれにしようかなと思い悩むことだと思いますが、自分にとってのベターを選んでいるだけです。もしかしたらこっちもと思うところがあるので、その後も他の選択への未練が蘇ったり、不満を持ったり、辞めるなりになるのです。
これに対して、決断は一つ以外の選択肢を捨てることです。一択です。他はなしです。一つに絞って前に進み続ける。横道に逸れる必要はない。だから強い。
結局選択しようと面接に来ている人はわかっちゃうんですよね。ってことだと思います。
最終で悩んだり、最終で落選してしまうのは決断ができていないということだと思います。どこかに他の選択肢を持っている人は悩んでしまうんだと思います。
気持ちの問題。意志の問題。
良いお話しを聞けました。
「選択と決断」
なかなかまた難しいですね笑
カノープス株式会社 青山