最近、スカウトサイトなどを見ていても、転職したばかりの方の登録が多いような気がします。いや、前からもあったんですが、なんだか増えたような気がします。気のせいかなぁ。
そんな登録者様にスカウトメールを送るかどうかというと送らないのですが、どうしてこうなってしまうんでしょうか。
転職はしたけど、話が違っていた。
きつい。兎にも角にも辛い。
会社はブランド力高いけど、配属先の上司(あるいは先輩)がうんこ野郎だ。
給料下がっても、自分の時間が増えればいいと思ったけどやっぱ給料低い。
仕事の流儀があまりに違くて正直半年経過したけど仕事を覚えられていない。
なんだか仲間外れ感が強い。
あるあるですが、転職先に何を求めようとしていたかによるような気がします。「今の会社が辛いから、とにかく辞めたい」で転職してしまったり、自分の能力を過度に超えた仕事に良い意味でも悪い意味でも就くとこういうケースになる場合があると思います。
ただ、上記のようなことは起こりやすいですし、一過性のものの場合もあります。入社して3ヶ月とか半年の間(人にもよりますが)は、転職先のチームの中ではマイノリティ、もしくは腫れ物を触るかのように大事に、もしくは警戒されている場合もあります。ただ、時間が解決するものは多いです。以前入社後に悩んでいた相談者様は気づいたら「ああ、やっぱ転職してよかった。みんないい仲間。いい上司。イエーイ」的なことを仰られていました(ああ、人間て難しい)。
なので、僕は転職が決まった人には内定応諾前にあえて免疫を打つために「入社したら最初結構つらいこと多いと思うよ」的なことを言います(選考過程でも辛そうなところはいいますが)。いや、いい会社だと思っているので紹介してるわけですし、選考も支援しているわけですが、最初って絶対慣れないし、つらいシーンがあるからです。
僕も転職していただいた方がお辞めになってしまうケースは経験していますので、尚更です。むしろこのタイミングで迷いだす方は辞退いただいたほうが良いです。お客様には怒られますが。。
転職した後に悩んだら、そもそもなんで転職したんだっけ?っていうところを考えてみるといいと思います。
カノープス株式会社 青山