当たり前すぎて気づかないありがたさ

2年と1ヶ月ぶりに実家がある長野県に帰省しました。車で3時間半ほどの道程。他の地方ご出身の方々と比べると帰りやすい位置にあると思います。なのにこんなにブランクが空くとは思ってませんでした。

 

子供が小さかったときは孫の顔見せにお盆、正月の年2回は帰っていたわけですが、ここ10数年で祖父母、両親が次々他界。子供たちも成長し、大人になっていますのでそれぞれの時間があります。帰る理由が少しづつ無くなってきていました。

 

いつしか実家に向かう車内は僕だけになり、帰るのがお正月だけになり、弔事の時だけになり、、、となっていたところにコロナです。

 

祖母の一周忌も延期にしたままでしたので、お墓を掃除し、帰れなくて、無精でごめんなさいと。墓前にいつもよりずっと長めに手を合わせました。これで一つ目の目的達成。

 

もう一つ帰省の目的がありました。草刈り。いつもは定期帰省する理由のある弟や姉、またご近所さんがやってくれていたのですが、僕だけ何もせずにいました。毎年申し訳ない気分でしたので、できるところまでやろうと頑張りました。

 

葛の蔦、グリーンモンスターと呼ばれるだけあってまあまあ凄い。普段東京の自宅で草むしりをすることはありますが、植物のパワーと繁殖範囲が違います。頑張りましたが、暑さもあって途中でリタイヤ。1日で片付けられる量ではありませんでした。

 

ただの草刈りの話ですが、両親や祖父母が生前元気な頃は、やってくれていたんだろうなと思うとなんとも言えない気分になりました。

 

普段の生活でも、仕事でもありがたいのにそのことに気づいていないことって僕たちの周りにはもっともっとたくさんあるのかもしれません。もう少しそういうことに敏感にならないとなと反省しました。

 

今後はもう少し帰省する頻度をあげようかなと思います。帰る理由も作ろうと淡水魚釣りやカヤックやキャンプスポットなんかも調べだしてたり笑

 

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