2020年 1月に読んだ本

本も種類が多いと何を読んだものかと選ぶのに時間がかかってしまいます。いつもAmazonで本を購入しているのですが、ジャンル、人気順、評価順、、、どうソートしても莫大な量。選択肢が多いというのはこうも人を悩ませるのか。

 

なのでたまには書店でと思いぶらぶら。気になったものをまとめ買いしてみたり。年末本の整理をしたのですが、もう積読スタートです。

 

PIXAR 〈ピクサー〉 世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話


みんなが面白いと口を揃えて評価していたので読んでみました。ピクサー映画は子供が小さい頃に繰り返し見ていたので馴染みが深く、特にトイ・ストーリーは数えきれないくらいの回数を見ています。作品としても素晴らしいですし、アニメーションの世界を大きく変えたのは間違いなくピクサーだと思うのですが、その裏にある会社の創世記から大ブレイクまでの経営の話が描かれています。お金の工面の話、ディズニーとの攻防、スティーブジョブスが結構めんどくさい人とか、ものすごい面白くて一気に読んでしまいました。おすすめ(Kindle Unlimitedで無料で出てました)。

 

ランチェスター戦略式1枚シートであなたの会社が儲かる!


ランチェスター戦略の本は過去にも何冊か読んだことがあるのですが、多分今まで読んだ中で一番読みやすいボリュームだったと思います。自社のどのリソースに投資をしていくべきかというのが視覚的にわかるシートがついています(出版社ページからダウンロード)。ただ、なんというかランチェスター戦略本って地域戦略的なところから入るパターンが多いのですが、こちらの本も同様。自分自身が地域戦略とかを考えていないので頭にすっと入らないだけかもしれません。ちょっと僕にはいまいちでした。ランチェスター以外に個人経営会社向けの戦略フレームとか本で面白いのがあったら誰か紹介してほしい。

 

小さな会社がITエンジニアの採用で成功する本 自社にピッタリの人材がみつかる


エンジニア系の採用まわりをゼロベースで学び直そうかなと思って数冊書いました。そのうちの一冊。開発会社でもない普通の事業会社がはじめてエンジニアと採用する時を想定して書いた本で、基本のキ的な内容が書いています。内容はほんとうに軽めでフロントエンドが何する人で、サーバサイドが何する人で、インフラが何する人でとかそういう感じ。専門的に突っ込んだ部分は少ないのですが、読みやすいのではじめてエンジニア採用になった方などが最初に読む本としてはいいのではないかなと思います。

 

文系でも知っておきたいプログラミングとプログラマーのこと


プログラマーの生態と仕事、プログラマーとうまくコミュニケーションを取るためには?といったこと記載されています。結論としてはプログラマー知りたければ自分もプログラム少し書けるようになったほうがいいですよと途中からそのあたりのレクチャーになったりしています。著者もプログラマなので言っていることは正しいと思うのですが、生態とかの描写シーン見ているとそうなの?と思うものもあったりして笑えます。そういえばよくよく考えると僕が少なからずお会いしている方々ってSIのSEさんが多くて、本職のガチプログラマってあまり会ったことがないのかもしれない。こちらも読みやすい本。最後の方はこれだけは抑えておけばという用語やコンピュータとはなどの基礎的な知識がまとまっています。

 

以上4冊でした。

 

カノープス株式会社 青山

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