子供に持って欲しい力

息子が高校受験の真っ只中です。

 

9月に部活を引退してからほぼ毎日塾通いです。学校が終わってから毎日22時過ぎまで。授業がない日も自習室に篭り、年末年始も1日も休みなく冬季講習に通っていました。本当によく頑張っていますので良い結果になって欲しいです。

 

僕は何のサポートもできていませんが、最後くらい願掛けしようかなと思って合格まで趣味の釣りを封印することにしました。しばらく我慢ですね。

 

話は戻りますが、自分の子供達がどんな未来を生きていくのだろうかとよく考えます。

 

息子が大学を出るまでにあと7年くらい。そこまでのサポートは当然頑張るとして、その先の話。どんな未来が待っているのか?自分の未来さえも先が見えづらいのに子供達の未来だともっとでしょう。

 

例えば、仕事選びの観点で見ても、良い高校→良い大学→良い就職先、、、の流れなんて既に怪しい。既存の王道ルートみたいのものはもう崩壊しています。どこに行けば、どの選択をすれば安泰なんてものはないわけです。

 

選考時に高校偏差値や大学偏差値を採用基準として持つ企業はありますので、良い学校に進むのはプラスです。ただ、本当に求められているのはそこではないはずです。

 

例えば、この仕事をしていると「面接でこう言われたらどう返したらいいですか?」と質問されることがあります。もちろんアドバイスはしますが、Qに対してのAを求める傾向は、学校教育自体が答えのあるものに対しての問いの連続だったからかもしれません。

 

用意された問いに対して正確な答えが出せるのも大事なことですが、これからはその問いの意味を探り、または問いそのものを見つけ、そこから回答を自分で探していく力がすごく重要になってくるように思います。

 

後、今の世の中は情報やサービスも飽和していますが、さらにアップグレードしていくはずです。今の段階でもう充分だと思うくらいモノやサービスは溢れかえっているのにさらに便利で快適な世の中になるようです。でもなんでしょう?幸福感が感じづらい。そんな中で生きていかなければならない。そのために仕事を選ばなくてはならない。
※実際今、20代から上は40代の方までいろんな人の仕事の相談を受けていますが、仕事や会社に悩んでいるというより突き詰めると幸福感の欠乏で悩んでいる人も多いように感じます。

 

今後もそれは加速するように感じています。こうなると自分はどうありたいのか?そのためにこれをするのだというはっきりした価値観というか自分の中の正義を持っていないと生きづらくなる気がするのです。まわりに振り回されない自分の価値観を突き詰める力って大事だと思いますし、そういうものを持っている人が人生を豊かにするような気がしています。

 

問いを立て、答えを導く力
自分の正義・価値観を育む力

 

自分の子供達には是非そんなものを身に付けて欲しい。どんな学校に行こうが、どんなキャリアを積もうが構いません。ただどんな時も幸福感に溢れた日々を過ごせるようになって欲しいと思います。

 

カノープス株式会社 青山

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この記事を書いた人

青山 俊彦のアバター 青山 俊彦 カノープス株式会社 代表取締役

SaaSビズサイド(セールスやカスタマーサクセス、インサイドセールス、マーケ、企画領域)の転職支援が得意な人材エージェントです。採用や転職についてお気軽にご相談を!趣味は釣り。長野県安曇野市出身。

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