この世界から等しく仕事と会社が無くなったら?

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台風19号が猛威をふるった週末。現時点でも被災され、大変な思いをされている方もおられると思います。1日でも早い復旧を祈っています。

 

台風15号を遥かに超える大型台風、風速60mなど事前情報を聞いて流石にまずいと思い、今回は我が家でもできるかぎりの対策をしました。

 

複数のお店を回ってみたのですが、物がないことによる不安は人の心は乱すもの。水がないことに怒って店員に迫っている人もいました(こんな大変な時期に店頭に立ってる方には感謝すべきで、責めてはいけませんね)。水や食べ物は別としても普段滅多に購入することがないものまで売り切れていました。災害時あるあるですが今回もなかなかな状況でしたね。

  

僕らは普段それだけ恵まれた環境で過ごしているということです。

 

当たり前のものがなくなるのは怖いこと。

例えば電気と通信が完全になくなった世界では日本のほとんどの企業が倒産するはずです。クライアントも稼働しないのですからみな平等に経営存続ができなくなってしまいます。僕の会社も例外なく消え去るでしょう。

 

以前、俳優の小日向文世さん、女優の深津絵里さんが出演しているサバイバルファミリーという映画を見ました。内容はコミカルで家族愛がテーマなのかなと思うのですが、電気がない世界をイメージするには良い映画だと思います。

 

この映画、電気がなくなるところについては徹底していまして車の電気系統やらなんやら、軒並み止まるわけです(一部つっこみどころはあり)。

 

時間もわからない。食事のための冷蔵後も調理器器具も使えません。

 

それでも最初はみんな徒歩や自転車で学校や会社に行くわけですが、そのうち、会社や学校から無期限の自宅待機や休校の連絡がくるわけです。

 

自宅にいたって物資購入もままならない。なんせ物資自体を届ける手段、陸送、航空、海運全ての運送機器が電気系統がやられて動かないわけですから。

 

主人公の小日向パパは自転車で家族を率いて関東からはるばる関西へ行くもそこも状況は変わらず、最後は…。という感じです。

 

テーマがテーマですが、ものすごい冷や冷や感もなくゆったり見られる構成になっているのでよかったら(なぜか映画紹介になってしまった)。

 

話を仕事に戻します。

 

楽しみややりがい、苦しみや悩みなどなど人生のほとんどがつまっているのが仕事や会社であり多くの社会人のリアルだと思います。

 

この世界では働かなければ、豊かに生き抜いていくことはできません。清貧という価値観を尊ぶ国民性が日本人にはあると思いますが、それでもこの世界では何かしら稼ぎ働かなくてはいけません。

 

ただ、その会社や仕事、そして給料など全てが等しくこの社会から無くなった時、なにに向かって人は生きていくのでしょうか?そうなった時に自分は何を一番大事にするのだろうかと災害のたびに思います。かといって行動に何か移せているのかというとそうではないのですが。。

 

みなさんだったらどうしますか?

 

 

カノープス株式会社 青山

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