前回の続きで今日は、2回目です。
人に会っておいたほうがいいよ
できれば外の人のがいいかもしれません。同じ会社内でも常に視線が外に向いていたり、ものすごく情報のインプット・アウトプットに積極的な人がいたり、会社がそれを認めているような風土だと、毎日過ごすだけで意識が高まってくる場合もあると思いますが、そうでない会社も多いような気がします(日々、相談者様の悩みを聞いていると、社内のコミュニケーションや人間関係がいろいろなことのネックになってる方は多いと思います)。
世の中には無料のセミナーや勉強会やイベントがたくさんありますので、参加してみるのは良いことです。ただ、ビジネス交流会とか異業種交流会に行くと、山気たっぷりのネットワークビジネスな方もいたりいますので、自分の身は自分で守っていきましょう。
個人的には業界とかサービスの説明会や勉強会が健全かなぁと思います。
僕は毎度ブログに出てくる小室さんが開催しているナレッジコモンズという勉強会に参加したり、平田さんの人材紹介コミュニティのオフ会に参加したり、たまにシステム会社が主催している(純粋に自分が使いたい、興味がある)説明会やセミナーに参加しますが、この辺は主催側が妙な方は排除していますので安心です。
そこで、出会った人達と仲良くなると後々何かに繋がったりします。上記お二人は付き合いが長いですが、都度何か悩みがあると相談したりしています。
このお二人に限らず、善意の強い主催者様や参加者様がいるコミュニティは安心です。でも、個人的な見解として暗黙知のルールはあると思います。そんな難しいことではありません。
まずは山気って出しちゃダメってことかなと思います。欲出さずに知見を求めに行くことが大事な気がします。場を荒らすのは、そのコミュニティの信用度に関わりますので、迷惑はかけないことです(参加者へ無許可に営業しまくってしまうとかアウト)。
あとギブアンドテイクの気持ちは持っていたほうがいいと思います。金銭でなく、気持ちの話です。例えば、上記お二人も「参加者同士でビジネスが生まれれば主催者冥利につきますね」と話すホスピタリティの高い方です。参加者様もそういうタイプの方が集まります。繋がりを作って、アドバイスもらったり相談するのは良いことですが、これだって実は価値の提供です(基本的に人に動いてもらったら価値が発生していると個人的には思っています)。世の中いろんなサービスやコンサルがあったりしますが、実は普通の隣人に気軽にもらったつもりの1時間が相当な価値を持っていたりします。そういう時間や情報をいただいたら、小さくても何か自分も情報を提供するとか、人や企業を紹介してもらったら自分も返すとか、できなくても進捗をお知らせするとかは必要なことだと思います。ありがとうって言うだけでもいいと思います。
僕もそういうことができるくらいになっておきたかった。いまはテイクばかりしていて、ギブしきれていません(申し訳ない)。起業後は仕事が夜と土日に集中していて、なかなか新たな繋がりが作れていません。会社員時代にもっと外に自分の繋がりを作っておけば良かったなぁと思います。
起業云々は別としても、社外のいろんな業界の人や立場の人とのやりとりを経験すると単純に、スキルが伸びると思いますし、自分を客観的に見れたりします。また仕事に対する意識も少し変わったりします(僕はそうでした)。
会社によっては縛りがきつくて、外の勉強会とか行くと上司がつまらない詮索するところもあるようですので、人それぞれですが、、
カノープス株式会社 青山