最近、転職はまだまだだけど、副業や兼業なら、、という相談もちょいちょいとあったりしますので、そのあたりで何かできないものかなぁと考えていたりします。
副業といっても本当に様々な形があって、日中は一般企業でマネジメント業務をしながら、終業後Uberやっている方もいますし、僕みたいに隙間時間がもったいないからと短時間のバイトをしている人間もいます。また、積み上げたスキルや知識を他の企業に提供する形もあります。それぞれに目的があって、それによって副業へのアプローチ方法は異なるのだと思います。
まず、単にお金を稼ぎたい、収入を増やしたい、余った時間を使いたいだけなら、本業に影響しない範囲で捻出できる時間を考え(週何回?何時から何時までならOK?)、期間を考え(単発?永続的?)、、くらいでアルバイトを探せばいいんだと思います。業務内容は後回しにして、探し方の視点を変えればけっこう簡単に探せるように思います。僕も早朝の副業(荷物搬入です)をはじめて5ヶ月目ですが、人が足りないとまだ募集していますしね。朝6時に出社でき、9時まで肉体労働しても良いという人であれば誰でも応募できそうです。
これにやりがいや挑戦、スキルアップなどを求めるようになると少し話が変わります。自分のスキルの棚卸しは必要ですし、それをちゃんとアピールできるようにしないといけません。そして何より社会的信頼やそれを証明できる実績なども絡んできます。
僕のまわりにも人事として働きながら、別のベンチャー企業の人事立ち上げに協力する形で副業をしている人やベンチャー企業でマーケティングマネージャーをしながら、過去数社で経験したWebディレクションやマーケティングの知見を活かし、中小企業のマーケティング戦略を副業で行っている人もいます。趣味が発展してその業界のコンサルをしている人もいますし、データ分析の知見を生かしてオンライン講座の先生をしている人もいます。
そんなに外交的な活動をしない僕でも過去を思い出してみると意外と副業やっていまして、例えば、、
・某人材会社の新サービスの正式ローンチ前のテスト販売(企画が知人だった。部門に人を紹介したら、あなたも営業手伝えとなり、半年くらい手伝いました)
・某SaaSベンダーが開発中だった人材サービスのデータ取り(知人が責任者だった。3ヶ月くらいでしたがおもしろかった)
などもやっていましたね。よく考えるとどれも共通点があって
・知り合いからの紹介
なのがわかります。一定の信頼が担保された状態、かつ多分HR領域だからできるだろう(業界知見が生かせる、一定の人脈を使ってなんとかしてくれそう)という期待感があったから依頼いただけたのかなと。
僕の場合、上記の副業の獲得は偶然の流れできた感じ。受け身ではありますが、発注を打診してくれた人たちと普段から仲良くさせていただいていたのが一つの要因だったのかなと思います。
あとはそういった人達が僕の得意分野をわかって発注をしてくれたということです。僕は人材紹介業をやっていますし、過去には求人メディアの営業で都心郊外など幅広く営業をしていました。求人広告の掲載基準も知っていますし、WEB求人でしたので、マーケや分析も多少の理解はあります。人材系サービスならなんかできそうだなくらいの期待感はあったのだろうと思います。
副業をやりたい人、かつスキルアップなどに繋がるようなものに関わりたいという人はまず自分が何屋さんなのかというのを明確にしてみると良いのだと思います。あとはそれをちょいちょいアピールしてみること、どこに必要とされているのだろうかとアプローチしてみることが大事なのかなと。今は企業にアプローチする方法山ほどありますしね。あ、結局転職先探しと同じか。
あと、過去にはなんとも怪しい副業をしている人にも数多く出会いました。そういうのが見抜ける視線も身につけたいところですね。
カノープス株式会社 青山