結婚と転職

20代の相談者様には「結婚」というライフイベントが転職を考えるきっかけだとおっしゃる方も多いです。

 

今のままの給料で養える気がしない

上がどん詰まってるし、あの上司が俺の最終系か…

子供ができても今のままの生活は嫌だ(残業多い、休出多い)

 

というようなことを思うそうです。わからんでもないです。特に男性相談者様からの、お給料アップ相談は多いです。「結婚=給料アップ=養う」という構図は男の性なのでしょうか? では、幾ら稼ぐ甲斐性があればいいんでしょう?

 

転職 給料

 

でググってみました。

 

一番最初に出てきたのが、リクルートさんのコレ。

 

手取り18万でプロポーズはアリかナシか?というお話と調査データが掲載されています。

 

抜粋すると

ゼクシィが2012年に実施した結婚に関する調査(※)では、2011年4月~2012年3月に結婚した男性の年収の平均が441万円、年収300万以上500万円未満で結婚した男性が55%以上。世間的にもそれなりの年収で結婚しているケースが多いようです。

 

だいたい世帯年収400万前後で結婚しても問題ないんでは?という内容です。2014年の国税庁データだと、日本人の平均年収は415万円(男性514万円・女性272万円)。平均年収と結婚適性年収がイコールではないとは思いますが、近いですね。

 

先ほどの「結婚=給料アップ=養う」という男性としてのプライドを保持するのならば、自分だけで400万は稼げるようになって一人前ということでしょうか?確かに男性400万、女性が同じくらい収入があれば、かなり裕福です。

 

ただ、まぁ収入だけが結婚の全てではないと思うので、お互いの気持ち次第なのかなぁと思います。

 

僕は結婚をしたのが26歳でしたが、当時はデザイン会社勤務で年収は300万いくか、いかないかくらいだったと思います。奥さんは当時はパートでしたが、おそらく年収200万くらい。世帯年収で500万くらいでしょうか。翌年、長女が生まれて、奥さんがパートを辞めた後は一気に年収が下がってとにかく貧しかったです(その後、当時の社長が400万近くまで段階的に上げてくれましたが)。今でこそ気軽に飲みにいけるようになりましたが、当時はお酒なんてとんでもないと家でも外でも飲みませんでした。外食もほぼゼロ。倹約ばかりしていた気がします。親からの物質的援助も非常に助かりました(母親がやたら食材を包んで送ってくれたり)。

 

僕は結婚をする時、自分の甲斐性とかあまり考えていなかったので、かなり家族に苦労をさせてしまいましたが、上記くらいの構成でもなんとかなったかなぁという印象。その後、人材業界の営業に転身してからは基本給にするとデザイン会社での所得を下回りましたが、インセンティブがありましたので、年収は400-700万くらいを推移。ちなみに個人的な実感値として、業務量と自分の時間をバランスとって、一番気持ちが楽だった年収は600万くらいでした。今は内緒です(恥ずかしくて言えない)。

 

幾らくらい稼げたら結婚というのは、お相手との価値観や支援体制とか、色々要素も関係していると思います。

 

とはいえ、稼ぎたいですよね。

 

カノープス株式会社 青山

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この記事を書いた人

青山 俊彦のアバター 青山 俊彦 カノープス株式会社 代表取締役

SaaSビズサイド(セールスやカスタマーサクセス、インサイドセールス、マーケ、企画領域)の転職支援が得意な人材エージェントです。採用や転職についてお気軽にご相談を!趣味は釣り。長野県安曇野市出身。

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