昨晩はシステム会社の社長お二人とお酒をご一緒させていただきました。
同い年で、共に二代目。家族構成も同じ。かなり仲が良いお二人。二代目って、大変だと思います。だって出来上がったものを引き継ぐのですし、社内外で初代と比べられることも多かったはずです。僕が一人でやっていると説明すると、口を揃えて「一人が一番いいよね」とおっしゃいます。やっぱり組織を持つのは並大抵のことではないんだなと感じました。
でも、お二人ともしっかりと経営を続けられています。僕も見習わなければと思う言葉が沢山ありました。
ちなみにお二人とも無類のゴルフ好き。僕は前から疑問がありました。それは…
なんで社長はゴルフをするのか?
ということです。
ゴルフを憎んでいるわけではありませんが、なぜ社長になるとゴルフを始める人が多いのかが謎でした。取引がうまくいくのか?実際ゴルフでコンバージョンするのか?とても興味深い。
折角なので話を聞いてみると…
「うーん…ゴルフは接待的な意味合いもあるけど、それだけでなくて、経営に似てるんですよ。うまくスコア出ないとしますよね。ほんと自分のせいなんですよ。原因が自分しかない。ボールとかクラブとかコースとか天候のせいにしたくなるけど、そうじゃない。ボールが商品とかサービスだとしますよね?まっすぐ飛ばす=売れるようにするには人が必要です。ボールと接するのはクラブのヘッド、つまり従業員。ヘッドを支えるのはシャフト、これは役員。で、肝心のクラブ振るの誰?って僕なんですよ。僕のスイング次第でどこにでも行ってしまうんです。たまに道具のせいにしてしまいたくなる時があるけど、それって失敗を従業員のせいにしてるだけ。道具が良くなくても自分次第でどうにかなるんです。天候だって、コースだってそう。リーマンショックが嵐だったり、震災が大雨だったりする。何かのせいにしたら、簡単ですけど、そうじゃないっていうのを気付かせてくれるのがゴルフなんですよね。だからハマるんです。あと身体にいいし笑」
なるほどなぁ。上手いことをおっしゃる。
全てのゴルフ社長さんがこういう風に考えているかは不明ですが、とても勉強になりました。
カノープス株式会社 青山