成功体験が少ない

昨日は息子のサッカーの試合を見てきました。地区の第1回目予選で、合計3試合の総当たり戦。一回も勝てず、合計失点が16点。大敗でした。

負傷者続出で低学年も混ぜてのチームでしたので、仕方ないっちゃ仕方ないんですが、7点も一気に入れられたら戦意も喪失するってもんです。サッカーにコールドゲームがあるなら止めて上げたいくらいでした。
※僕はよくわからなかったのですが、いくらなんでも相手が強すぎるので、後から聞いたら、トレセンとやらに選ばれている子がめちゃくちゃいるチームが相手だったようです。
ハーフウェイラインから先にさえ行けない。タッチラインの外にボールを出すので必死。
ドリブルで一人抜くでも良いし、シュートを一本打つだけでもいいんだと思いますが、ひとつでも成功体験があれば、気持ちは切り替わるのかもしれません。が、最初の2試合はシュート0本でした。最後は足も止まり、声も出なくなっていました。
…って、これは同じ地区予選なので、大体当たるチームは同じ。毎年恒例のシーンなのですが、年を重ねるごとに力の差が大きくなっているようです。切ない‥泣
息子は中学に入ったら、サッカーはやりたく無いと言いました。それは、散々やられた3チームのうちの1チームのメンバー達は同じ中学に通うことになるから。明らかに自分が付いていけないことに既に気付いているようです。
それでも頑張れよと言いたいところでしたが、無理でした。かけてあげた言葉は「でも、よく走ったじゃん」が精一杯。
とはいえ、その後練習していたので、ちょっと安心しました。
仕事も同じで、あまりに成功体験が少なすぎると、足が止まります。自分はダメなんだと諦め、まわりの先輩や上司に檄を飛ばされ、ますます萎縮して、転職を選択する人もいます。状況が理不尽過ぎて、転職せざるを得ない人はそれで良いと思いますが、乗り越えられそうなものを乗り越えていない人も多いような気もします。
子供の頃から、悔しい思いや辛い思いを多くしているかどうかってやっぱり重要かもしれません。
一見、面接に関係無さそうな、昔のことをよく聞く面接がたまにありますが、そういうことなのかもしれませんね。

カノープス株式会社 青山

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