自信が無いから守りを固める

自信が無いから守りを固める。

友人と食事をしていて、そんな話になりました。

友人は孫子の兵法の話をしてましたが、どれだっけかな?と思って、調べてみました。軍形篇のこれかなと。
※僕は「マンガで分かる孫子」しか読んだことがありません。

守らば即ち余り有りて、攻めれば即ち足らず。

これだけだとなんだかよくわかりませんが、

戦力もないのに、ぶっこんだら死にまっせ。余裕が欲しければ守り固めなさいよ。あんた自信無いんでしょう?

ということなのかなと。孫子ファンは多いと思うので、間違ってたらごめんなさい。

僕は物心ついた頃から、超自信無い人間です。今もです。ほんともう、治らんかなこの性格。

で、僕のようなものが、大手エージェントさんのような戦略を取ることはできません。いや、無理。求人なんて、僕の何百倍持っているかわかりません。RACA分業で超絶戦力が強いです。一人でその真似をしたこともありましたが、もうろくでもない感じになりました。

じゃあ、どうしようかなと悩んで、相談者様に事あるごとに、「人材会社って使う前はどんなイメージ持ってましたか?実際使ってみてどう思いましたか?こうあってほしいってなんですか?僕に不満はないですか?」ということを聞きまくりました。

それをひとつづつ考えながら試行錯誤したのが、いまのスタイル。まだやり方は手探りです(ずっと完成しないのと思うのですが)。目の前の人に、これでもかっていうくらい付き合おうというスタンスに、ある時から切り替えました。そうだ、こういうのがやりたかったんだというのを気づかせてくれたのは、僕の相談者様達です。

攻め守りかどうかはわかりませんが、攻めではない気がします。僕にとっての戦力や兵力があるとしたら、相談者様や企業様との信頼関係をまずはがっちり固めることなのかと思って今は業務に取り組んでいます。

自信がないから、守る。今の自分に何ができるか考えるのは、広告営業時代もそうでした。声が小さくて、萎縮してしまいますし、本来人と話すのは得意ではありません。なので、いかに少ない言葉で物事を伝えようかとか、資料をお守り代わりに作ったり、お客様のことを調べて共通話題を作ったりと必死でした。

結果としては良かったのかなと。

僕はきっと、ずっと自信無いまま生涯を終えるのかなと思いますが、それもそれで、また良いのかもです。ちょっと調子よくなったとしても、謙虚になれよと自分に言い聞かせたいと思います。

 

カノープス株式会社 青山

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この記事を書いた人

青山 俊彦のアバター 青山 俊彦 カノープス株式会社 代表取締役

SaaSビズサイド(セールスやカスタマーサクセス、インサイドセールス、マーケ、企画領域)の転職支援が得意な人材エージェントです。採用や転職についてお気軽にご相談を!趣味は釣り。長野県安曇野市出身。

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