果報は寝て待ってていいのか

果報は寝て待て

と言いますが、何をやってもうまくいかない時があります。
ご相談者様と僕で長い長い目線合わせをした末に、いざ選考スタートした途端、うまくいかない…どうやってもうまく進まないことがあります。
面接の場で戦うのはご相談者様お一人です。どんなに対策しようが、練習しようが、面接でその通りの問答が出るわけではないですし、思いもよらない評価をされることもあります。
最初に
「うまくいかなくても落ち込まないでください。ご縁ですから。」
と言っていても、1社落ち、2社目あたり落ちるとやっぱりヘコみますよね。僕もご相談者様同様に落ち込んでいます。
「えーなんで…こんな良い人なのに…」
良い人の基準って、会社ごと、面接官ごとに微妙に違うのですごい難しいです。
スペックを満たし、性格も良い、なんだったら僕が社員にしたい…と思う人でも落ちる時は落ちます。
2社落選
このあたりって若い方だと精神的なターニングポイントなのかなと。
方向性に疑問を持ち出したり、自信を失って縮こまってしまったりするのってこのあたりな気がします。発言や顔色が変わってきたり、連絡が滞ってきたり。
もしかしたら、僕に不信感を持ち出しているのかもしれません。事実、途中で離脱されて戻ってこない方もいました。
逆にここでモチベーション上げてくる方はどこか決まっている気がします。
難しいですね。
お一人おひとりを大事に守ってるつもりなだけに、反動も大きいです。事実は全て伝え、期待値は常に調整しているのですが…。
決定に至らない僕の努力不足項目のひとつとして企業サイドをがっちりつかんでいないというのもあると思います。
経営者様も人事担当者様も現場で働く方も知っていて、あらかた分からないことは無いと言いきれる企業がいくつあるだろう?とふと考えました。
 
これは永遠の課題です。
結果の出ないエージェントは企業にとって意味が無いどころか雑音でしか無いと思います。
結果を出したとしても、単発ではダメで、継続的に何度もなんども出すからこそ信頼を勝ち得るのだと思います。
信頼を勝ち得たからこそ、「貴方が言うなら…」とか「独占案件」っていう特典のようなものが生まれるのだと思います。
これ、たぶん途方もなく時間がかかる仕事です。
果報は寝て待ってたら来ないですね。

カノープス株式会社 青山

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