みなさん、読書はしていますか?
僕は最近、インプットが足りなかったなぁと反省して読書しています。 ジャンルはブログやマーケティング、セールス、コミュニケーションなどなどこれまでで6冊。
主に知人に勧められたものです。知人紹介ってやっぱ安心ですね。ハズレがないような気がします。 ちなみに読んでるのは、ほとんどが日本人の書いたものになります。
自己啓発本で幸せになれるのか?7つの習慣ってどうなん?
僕は洋書の翻訳版が苦手です。 苦手な理由は以下。
- 外国書籍独特の訳がどうも体質に合わない(シチュエーションが外国で実例がピンとこない。微妙なニュアンスや知らない横文字を調べているうちに疲れてしまう)
- 量多すぎると読んだ端から忘れてしまう。挙げ句の果てに寝てしまう(なんで洋書ってあんなにボリューム多いのだろう)
- 読んだだけで満足してしまい、行動に移したことがあまりない。
- 100ページくらいで挫折する
みなさんはどうですか?全ての本がそうではないですが、そんな理由で洋書の翻訳版はついつい避けてしまいます。
その中でもいつか読まないとなぁと思って積ん読している本があります。それは世界的ベストセラーの「7つの習慣」です。
僕はAmazon大好き人間なのですが、なんだか参考になるのないかなぁとこの間、Amazonランキング大賞2016を見ていました。本とKindle本とオーディブル部門(本の内容を聴けるやつ)を見ると、世の中のニーズがよくわかります。お金に関する本が結構ノミネート(そらみんなお金に興味あるよね)。
あとは上位でなくとも毎年何かしらノミネートしているのが「7つの習慣」。すごいですね。全世界で3,000万部も売れているそうで、日本でも2015年時点で200万部。おそらく図書館や知人や友人間の貸借りや中古販売を含めると、この数倍は読者がいるのではないかと。
労働生産人口が6,000万人だとすると結構な確率でビジネスマンが読んだことがあるように思います。 「シンプルな原則に沿って生きることが、人生に劇的な変化をもたらす」なんてことが書評にありましたが、これは一体どれだけの人が読んでいるのでしょうか?劇的に変化した人はいるのでしょうか?僕のまわりでいたら教えて欲しい。
何故習慣をつけることが難しいのか?
僕は基本的にO型でズボラな性格ですので、習慣が身に付かなくて子供の頃から両親に怒られていました。
歯を磨かないで寝る。顔を洗わない。うがいをしないなどなど(今はちゃんとやってますよ)。
そんな習慣苦手人間の僕が思う、習慣ができない理由が以下です。
漠然とした強迫観念だけでは習慣は生まれない
誰もが、自分に自信を持って生きたいものです。お金にも仕事にも人間関係にも悩みたくない。転職相談を受けていると、漠然とした将来への不安が悩みの源泉になっている人も多いので、こういった本が売れるのは納得です。ただ、本を読んだところで成功するわけではありません。自己啓発書の内容を咀嚼して行動に移さないと全く意味ないのです。それは読んでないのと同じ。僕も同じで、読んで行動に移すケースは極めて稀です。
なんで行動に移せないのか?
それは極めて簡単で、多くの人はよほど追い詰められないとやらないからだと思います。もしくは必要に駆られた時。歯を磨くようになったのも重度の虫歯になって詰め物が必要になったからだったり。仕事でも大きなイベントがないと動かなかった経験はよくあります。あと、指摘してくれる本当の意味での友人がいるかどうかも大事な気がしますね。
成功体験が得られない。もしくは飽きて終了
いざ始めてみても、続かないことがあります。それは何をもって成功という定義がないから。目指すものが高すぎて達成できなかったり、低すぎてすぐ満足してしまったりとか。ダイエットもそうですが、成果が見えるとご褒美のスイーツとかで台無しになったりもして、やる気を削がれた人はいないでしょうか?
「そのうち」自分なりの7つの習慣を持てば良いんだから慌てないでいいんじゃん?
7つの習慣でも3つの習慣でもなんでもいいと思います。なんとなくこれやってないと気持ち悪いレベルのことが一個でも増えればいいのかなと。
僕のまわりのすごい人に「どうしてそれができるの?」って聞くと殆どの方が「大したことしていない」といいます。例えば、ブログを毎日書く人はそれが習慣というか、やらないとその日が終わった気がしなくて気持ち悪いんだと思います。人とやたら会う人は出会いがないと気持ち悪いんだと思います。
要は「やって当たり前」になってはじめて習慣なのかなと。 それでも、軌道に乗せるまでには、それなりの必要性があったからなのだと思います。集客がしたい、変な駆け引きなく永続的に受注できるようなコミュニティが作りたいとか。本当に困ってどうにかしようと思った試行錯誤の上に積み上げられたものが習慣なのかなと。
と考えると、僕に身についた習慣ってすごい少ないなと思います。
それでも考えてみた「俺流7つの習慣」
このままだと締まらないので、成功もしていない僕の習慣を7つ(無理やり)、ひねり出してみました。よく見たらこれ、習慣というか習慣付けるために自分を追い込む方法ですね。まぁご参考あれ。
1.すごい人に助言をもらう
僕は困るとすぐその分野に詳しい友人に助言を求めます。特に厳し目の人に聞くと良いかもです。「なんでそう思ったの?」などと質問に質問返しされるので思考が高まります。結構大したことでもなかったことも気付けたり、優先順位がつけられたりします。また、本当に良い友人は頼りすぎた時にやや突き放してくれます。この人に迷惑かけているかも?という申し訳なさがさらに自学力を高めます。本を読むより効果が高いですし、中には僕のレベルを考慮して「これ読んどき」と本を紹介してくれたり。僕を助けてくれている皆さん、これからも見放さないでね。
2.やると宣言する
今はSNSでいくらでも個人発信ができます。フォロアーの多い人はこれをやるといいかもしれません。毎日ブログ書くぞとか。特に言い訳できない人に向けて宣言するといいですね。追い込まれます(僕は怖いので宣言事はあまりしないけど)。
3.他人に繰り返し自分の考えを言ってみる
これは1と2の複合的要素があります。考えを固めつつ友人知人に語りまくります。そうすると、みんな最初はアドバイスをくれたりしますが、最後は呆れて「もう考え固まってるんだからやるだけでしょ?」と言われます。こうなったらしめたもんです。あとは動くだけです。これで動かないのはびびってるだけです(自戒を込め)。
4.ある程度やってみる
この間、INSTの石野さんに教えられたかん吉さんのブログの本を読んだら、ブログはひとまず3ヶ月くらい毎日やってみるといいと書いてありました。これ納得しました。何も考えずに書くのはなんですが、そこまで払った努力量を無駄にしたくないという貧乏根性は作動するはずです(あれ?このブログも去年の今頃は毎日書いてたんだけどな。。まぁペースができたということで)。
5.やめることを許す
何でもやってみて全てがうまくいくわけではないです。習慣は手痛い失敗を繰り返して心地よいやり方にいきつくものだと思います。ただ、失敗続きで気持ちが乗らなかったらやめてもいいと思います。つまらないこと続けてもしゃーないです。僕の友達が糖質制限と禁煙を卒糖、卒煙と言っていました。いつか元に戻れるって思えば楽じゃんということでしたが、僕はまだそこまでの境地に至っておりません。
6.自信のない自分を認める
僕は常に自信がありません。自信がないので、常に初心に戻って0から物事を考え直すことが多いです。上手くいかなかったら積み上げたものをクラッシュアンドビルド。それもいいんだと思います。物事はトライアンドエラーの繰り返しで磨かれていくものです。5.同様に引き返すことを悪としなければ気持ちは楽です。物事が習慣として根付いていくのはそんな簡単なことではないと思います。
7.フィードバックをもらう
ある程度形になってきたら、第三者に意見をもらうといいと思います。できるだけ多く。褒め言葉だけでなく、辛辣な意見をいただいたほうがいいです。続けることが目的になってはいけないと思うからです。時にはなぜこれやってるんだっけと振り返る機会を取るのがいいです。
最後もう苦しかったですが、習慣をつけるって大変ですし、それを何かの成功に繋げてまるっと勉強するって難易度高いと思います。でもまぁ何事もやってみないと始まらりませんし、肩の力抜いて身近なことから始めてみたらいいんじゃないかなと。
ではでは。
ちなみに、7つの習慣について少しくらい知ろうと思ったらこんなサイト出てきました。これでいいんじゃね?※この女の子達が本を読んでいるかは不明
カノープス株式会社 青山