忙しさが続いたほうが仕事ができるようになるかもしれない

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少し余裕ができたので「いまのうちにあれも…そうだこれも…」と考えているのですが、気付くとそれほど進まず1日が過ぎてたりします。

時間があると仕事の効率が悪くなる現象ってみなさんも経験ないでしょうか?不思議ですよね。なんだか自分が鈍化しているような気がして焦ります。

仕事は忙しいやつに頼め

といいますが、忙しいからこそ仕事を効率良くこなすようになりますし、結果キャパシティが増える。それでまた仕事が追加されていく。常に脳を回転させているので良いアイデアも出てくる。さらに良くなる…こういう循環なのだと思います。

僕が今まで働いてきたどの会社でもそんな方はいました。できるから頼まれるわけです。信頼があるから頼まれるわけです。僕がそうだったかというとそんな事はないのですけどね。

逆に、言われた以上のことはやらずに何かを頼んでも「自分の仕事じゃない」「私にそんな能力はない」と断りづつける、あるいはスルーし続けるとします。

1日くらいのレベルでは何も変わりませんが、1年も経つと仕事を任されている人とはできる量や質が大きく変わっています。

知らないうちに能力格差や信用格差が生まれるわけです。これって若い方ほど顕著にわかります。

キャリアのスタート時や転職したての時期などはできる限り率先して仕事をまわりから巻き取ったほうがいいですし、頼まれたら断らずにやってみるくらいのが芸は磨かれると思います。

ただ、貧乏暇なしみたいな状態はよろしくありません。

こういう状態にお金がついていないといわゆる器用貧乏になるわけですが、能力がついているのに評価されないなら転職して適正な評価をもらって能力を磨くのもいいと思います。選択肢のひとつとして。

たまに器用貧乏が祟ってダークサイトに落ちるケースもあります。心の底では対価を求めているのにアピールできず、なかなか評価されないことに不満を蓄積。そのうち評価されないからと周りに恨み言をいい出したり、周りをバカにし出したりします。

「仕事ができる信頼できる人」から「ただの不満分子」つまり会社にとってはいらない人になってしまうわけです。

もっと悪いのはクライアントや業界の知人に現職の不満を撒き散らしたりするケースです。最近は情報の流れが複雑なのでどこでどう反射して自分に突き刺さってくるかわかりません。怖いですよね(僕も気をつけよう…)。

評価されないのは上司がポンコツだからかもしれませんが、会社として評価の枠組みの限界を超えてしまっている。つまり希望に応えたくても応えられないのかもしれません(求める対価を提供できないなど)。

こうなったら怒りの感情を周りに撒き散らすのではなく自分が次のステージに行く時だと前向きになったほうがいいと思います。

ただ、仕事を大量にやっているつもりが単に自己評価が高いだけだったり、会社から求められてもいない余計なことをして評価されていないと勘違いするケースもあるので注意は必要です。その辺は冷静かつ謙虚に自分を振り返らないと痛い転職になると思います。

カノープス株式会社 青山

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この記事を書いた人

青山 俊彦のアバター 青山 俊彦 カノープス株式会社 代表取締役

SaaSビズサイド(セールスやカスタマーサクセス、インサイドセールス、マーケ、企画領域)の転職支援が得意な人材エージェントです。採用や転職についてお気軽にご相談を!趣味は釣り。長野県安曇野市出身。

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