転職活動で、期初にあたる4月入社を目指す方は多く、その内定取得目安となるこの1月2月は例年忙しい時期となります。
面談やお客様との打ち合わせ数というより、交渉ごとや調整ごとのボリュームがとても多くなるので、気忙しい感じです。こういう時は冷静さを失いがちになるので、ひとつひとつ確かめながら仕事を進めています。
50歳目前のわたくし。オペレーション上の凡ミスもありえます。今のところ事前に気付いてはいるのですが(気づけていないものもある?)、一歩間違えたらということもありますし、調整ごとが増えれば増えるほど気忙しくなってミスの可能性は増えます。
こういうことを防ぐためにいろいろと試し出しています。その中のひとつ。最近、即レスというのをやめました。
やめましたはおかしいですね。今も基本は即レスです。相手に対する返事は基本早い方が良いですし、日程調整などは急ぐが一番。なので、20分以内に必ず返信するのを美徳としていましたが、最近意図的に間を空けるということをしていたりします。
内容からして早期に考えが転じそうだなとか(ちょっと感情的かもとか)、もう1回連絡きそうだなとか(暫定で進めているけど確定ではなさそうだなとか)、この時間に返したら嫌かもとか(遅い時間に着信したメールとか)。そんな時に一旦、少しばかり溜めをつくる感じです。相手のコンディションや状況を考えてあえて急がないというか。
特に選考の仲介に入っていると、この溜めは大事なのかなと思います。人材紹介は候補者様⇄自分⇄お客様の間のバランスをとります。双方の予定や気持ち、状況などいろんな要素をまとめなければいけないので、情報を自分のところで一旦止めることでスムーズにことが進むことも多いのですよね。ミスも減りますし。
自分の両端にいる企業さんと候補者さんの気持ちを想像していれば自ずと対応スピードや間合いなんて変わるので極々当たり前のことを書いているのですが、当たり前のことでも意識するって大事だなぁと最近感じています。
カノープス株式会社 青山cano-pus.com