先週からClubhouseなるものが流行り出しましたね。周りが次々参加していて「取り残されたー」と思ったらお誘いいただきました(Aさんありがとう)。
とりあえず興味があるルームにちょこっと参加みたいなのを繰り返しています。ルームごとに色があって、ファシリ役がいる本気の議論系もあれば、雑談系もあったり。様々なコミュニケーションに触れることができるのは面白いですね。
コミュニケーションといえば、今年に入ってから面接におけるコミュニケーションというのをちゃんと学び直したいなと色々な本を読み出しています。
本の内容を一部拝借すると日本は典型的なハイコンテクスト文化なのだそうです。ハイコンテクスト文化とはコミュニケーションにおいて価値観、感覚といったコンテクスト(文脈、背景)に大きく依存する文化のことで、わかりやすいのが「阿吽の呼吸」。この言葉に代表されるように日本人は相手が自分の背景や前後関係や言語理解のレベル感を理解してくれているという前提で会話することに慣れているのだそうです。身近な家族、友人との日常会話を思い出すと確かにそうだよなと思いますね。
ただ、ハイコンテクストな日本人でも面接やビジネスシーンではわかりやすい表現が求められます。例えば面接後の企業さんからのフィードバックシーンでは、、、
・質問の意図に対して的が外れた回答が多く、相手の言葉や立場を理解し、回答することが苦手な方だと判断。
・ご自身の話したいことを話すのに一生懸命のようで相互理解に至らなかった。
といったコメントを見かけます。行間を読んだりするのが得意な日本人同士でもこんなことが起こるのが面接。不思議。
限られた時間、初めて話す相手、緊張、、、制約のある環境で相手に認めてもらう(合格を出してもらう)場だからこそ、察してよとか行間読んでよ的な曖昧さはマイナスになってしまうわけですね。
だからこそ面接の場は
相手の立場を想像し、
相手が受け止めやすいレベルで、
端的にわかりやすい言葉で伝える
必要があるわけですね。
なんて偉そうに書いている僕もベタベタの日本人でして、普段はすごい曖昧なダラダラした会話するタイプなんですけどね。
カノープス株式会社 青山