先ほど、こんな記事をみました。今日は書くことに悩んていたので、乗っかります。なかなか耳の痛い話が書かれていますね。。
記事の大元が英文ですが、僕は英語が全然ダメなので、ブログの内容に沿って。。
キャリア・チェンジに向けて、自然な流れの中でこれらの段階を経ていきますが、もっとも難しいのは、転職を考える、という最初の一歩を踏み出すことです。その点、新しい仕事を積極的に探しているか、または転職を検討してもよいと考えている 71% の人は、心理的な壁をほぼ乗り越えて、変化に対する心構えがすでにできていることになります。
最初の一歩。すごく大事だと思います。僕もインテーク面談(初回面談)はすごく大事だなと思っています。どういう心理状況で来てくれているのかは神経を尖らせていますし、その場で応募してよとは言いません。
いや、最近違うか。そう思っていたんですが、若い方ですと、悩みを思い切り吐き出したい気持ちと同じくらい、可能性の示唆もしてほしいという気持ちがあるというのが、過去の相談者様の意見で結構ありましたので、「考えるきっかけになるかもですので、頭の整理に例えばこんなの…」という風に1-2社くらい話してみるようにはなりました。どちらにしても悩みでがんじがらめの状態で、求人を沢山出してみても、かえって思考停止になってしまうのかなぁという感覚ですので、「受けなくてもいいですよ」との前提でご提示しています。
家族や健康関連に次いで、キャリアに関する様々な出来事は、人が感じるストレス度や幸福度に大きな影響を与えます。ホームズ・レイのストレス係数表を見ると、労働時間や条件の変化や上司とのトラブルなど、キャリア関連の様々な出来事が、広範囲にわたって分布していることがわかります。
悩みの種はひとつではないですが、ストレスがかかってるから、転職したいと思う訳で、理由は様々、そしていくつもが重なっています。
- 結婚を意識してみたとき、急に会社の先をみるようになった。
- お給料やキャリアパスに伸びしろがない。
- 安全を手に入れたい(環境が悪すぎ)
- 承認されない。入社以来、だれにも褒められたことがない。
- 意見が合わない。
とか。もっともっとありますが、そういう諸々含めても、次の会社を決めるのってかなり大変。相当なストレスがかかります。そういうストレスを一個一個解除していってあげるのも仕事なのかなと思うと、1回の面談で全ては決められないなと思います。
83% の候補者が、採用を承諾する前に他の可能性も検討するべきだと考えており、 64% はヘッドハンターから紹介された求人よりも、自分で見つけて応募した仕事の方がきっとうまくいくだろうと確信しています。
単純に「自分で探そうぜ」→「Indeed使おうぜ」という流れをアピールしているわけではないと思いますが、この記事とおり、「人材紹介会社(ヘッドハンター)いらん」という解釈が世の中に広がると商売上がったりです。仕事のレベルは本当に上げていかなければなりません。
実際、選考過程でも相談者様の反応が「あれ?」と感じるシーンは出てきますので、細かい心の揺らぎや変化はキャッチしなくてはいけないですし、こちらの思い込みは一番よくないと思います。そして最後はやっぱり自分に腹落ちして入社してほしい。これできていないとまた辞めることになるから。
「で、出来てるのお前?」っていうとそうではないです。面談後、連絡取れなくなる方もいますし、選考過程でレスポンスが遅くなり、自然消滅する方もいます。内定が出ても辞退される方もいます。完璧にはできません。僕の対応できない領域で悩んでいる方もいますので、まだまだ経験は足りないようです。
いずれにしても、来て良かったと、頼んで良かったを一個でも多く積み重ねることしかできませんね。
カノープス株式会社 青山