感謝の手紙

毎年書いてる気がしますが、10月決算の弊社は8月になると業績が固まります。おかげさまで来期もお仕事は続けられそうです。一緒に仕事をさせていただいているお客様や相談者様、知人友人を紹介してくれた皆さん、多くの方に感謝の気持ちしかありません。この場を借りて御礼を伝えたいと思います。本当にありがとうございます。

 

とはいえ、ここ数ヶ月、期待値の高い方の内定辞退が数件続いているので、経営的にはぐぬぬ、、、という気持ちではあります。お客様も是非採用したいと最後まで手を尽くしてくれ、候補者様も最後まで本気で悩んでくれたので、後味の悪いものがひとつもなかったのが救いです。

 

その中のお一人(20代)が内定を辞退するにあたって、役員と人事担当者様に手紙を書いてくれました(内定時に役員からも手紙を頂いていたのでそのお返しの意味もあると思いますが、僕から手紙を書くように促すようなことは一切していません)。

 

普通、内定辞退ですとエージェントである僕を通して伝達し終わりですが、20代の若者が自分の選考に時間を割いてくれた方にしっかり感謝の気持ちを文章にまでして伝えようとしたのは凄いことだなと思います。この行為はきっと後々までプラスになるはずです。受け取った役員は忘れないはずですし、3年後、5年後同じ業界で再び出会いがあるかもしれないからです。

 

僕は人と人を繋ぐことを生業にしていますが、最近思うことがあります。

 

誰かにしてもらったことに対して、気が回らない、感謝の気持ちを感じていても言えない、そういうことに対してどんな言葉を発していいのかわからない人が案外多いということです。

 

もしかしたら「こういう時はお礼を言うものだ」と促してくれる人が近くにいないのかもしれません。そんな気がしています。なのでおじさん代表として言いたい思います。

 

もし、誰かが自分にしてくれたことや手間や時間を割いてくれたことに感謝を感じ取ることができたなら、迷わず「ありがとう」と言ってみてほしい。そしてそう言う気持ちを感じられている自分を誇っていいと思います。

 

言えばちょっとだけ幸せになる人や救われる人は確実にいるからです。そもそも「ありがとう」を言うのにお金は1円もかかりませんからね。

 

取り止めのない話でしたが、とりあえず夏休み。のんびりしつつ来期に向けて色々整理していこうと思います。

 

みなさんも良いお休みを。

 

カノープス株式会社 青山cano-pus.com