子供は学校、奥さんは出勤というような日も多くなり家に一人でいる時間が増えました。こうなるとなんだか自分が社会から孤立しているような感覚になったりするので不思議なものです(仕事しているのですが、していないような錯覚も)。外の何かしらに触れる、例えば通勤する、オフィスに行くという行動も意味はあるのかもしれません。
通勤と言えばオフィスどうしようかなと以前から考えていました。コロナ後でオフィス解約やオフィス面積削減をする企業さんも増えているようですが、業績が伸び悩んでいたり先行き見えない時の固定費は少しでも削りたいものです。僕もそうです。
東京都内のコロナ感染者数も増加傾向で毎日3桁台が続いていますし、会社として相談者様やお客様、パートナー様の安全確保をしなくてはなりません。そうなると引き続き面談や打ち合わせは非対面対応になります。そしてこの3ヶ月、100%オンラインで仕事が成立している事実もあります。
オフィス環境というものを考え直す必要が出てきたわけです。ということで色々なパターンを考え、自宅周辺の主要駅にある大手レンタルオフィスが良さそうだなと思うようになりました(自宅は東京郊外なのでレンタルオフィスは選択肢が少ないですね。もっと増えて欲しい)。
そこで顧問税理士さんに相談してみたのですが、税理士さんがたまたま同じ系列のオフィスを借りていた経験があり、色々聞いていく中でこの物件はなんだかちょっと違うなと思うようになりました。外資母体なのか賃料も年々変動するとか。営業さんも頑張っていただき契約締結が内覧から1週間だと安いと色々見積もってもくれたのですが、そもそもその見積もりと正規の賃料の差が激しすぎる。そこも何だかうーん、、という気持ちになってしまいました。
結果としてまぁ急ぐものでもないしと一旦全て白紙にしたのですが、物事というのは偶然が重なるものでタイミングよく「ご希望のお部屋空きましたよ」とメールが。そういえばコロナ騒動前に気になる物件があり内覧をしていたのでした。
当時は希望の条件の部屋が空いておらず断念したのですが、思い返すと「まぁ早々は無いと思いますけど、もし空いたら連絡ください」と伝えていたのでした。なんとも緊張感の無い私服で内覧し、借りるのか借りないのかもわからない雰囲気を醸し出すおっさんだったのに、お願いをちゃんと覚えてくれていたようでした。感謝。
再度軽めの内覧をし、図面を先にいただけたので認可用件などを労働局に事前確認し、問題無いようでしたので申込をしました。決算書などの審査も無事通り8月からオフィスを移転する運びになりました。
最終的な締結後、HPなどにお知らせできればと思います。意識したわけではないですが、亡父がオフィスを構えていた代々木が新拠点となります。結局都心になりましたが、コスト面とクオリティでバランスの取れた良い場に出会えたのかなと思います。近くの方おられましたら色々教えてくださいね。
心機一転頑張ろう(といいつつ月に何回行くんだろう、、)。
カノープス株式会社 青山