人材紹介2期目で思ったこと。反省していること。諸々。

2期目が今月で終わりますので、お客様や案件や相談者様と言ったデータベースを整えているという話を先日も書きました。合わせて経営数値も見返していますが、10月入社の3名様を最後に2期目の業績はほぼほぼ確定です(3名というとすごいと言われたこともありましたが、0の月もありますからね)。

今期はじめに3,000万円やるぞーうぇーいという調子こいた発言をしましたが、結果は遥か及ばずでした。黒字にはなりますがやはり人材紹介って難しい。余剰利益でちょっと贅沢しようかなぁなんて夢のまた夢です。

今期は1期目でうまくいったことをとにかく反復することを徹底してきましたが、まだまだあちこちに問題があるのかなぁと思います。

目次

2期目での出来事

  1. お客様にお褒めの言葉をいただけることが増えた
  2. 相談者様が友人知人をご紹介いただけることが増えた
  3. 売り上げ単価が増えた
  4. 書類選考通過率は高い
  5. 離職者を出してしまった

お客様にお褒めの言葉をいただけることが増えた

これはかなり嬉しかったことです。toB向けにコミットするより、toC向けに寄り気味な僕に今更ながら「あ、僕はお客様の企業としての成長を後押しする役目があるのだ」と認識させました(単純に褒められると弱い性格でもあるけど)。入社いただいた方が成績トップの営業になられたりとか、成果を出されるとやっぱり嬉しいものです。人材紹介って本来こういうもんだよなぁと。ただ、連続性がない。これは大きな課題です。今後はフォローサービスなども充実していきたいところです。

相談者様が友人知人をご紹介いただけることが増えた 

これもすごく嬉しいことです。僕のような個人で無名のエージェントは一般の方に見つけてもらうこと自体が奇跡です。スカウトメールだって開いてもらえないですし、数も打てない。人に人を紹介するってそれなりに良いと思ってくれているからなのかなぁと思うとやってるスタンスは間違いではないのかなと思います。ただ、僕が何に強いのかわからないので、紹介しにくいという声もあったり。ここは課題。集客自体もスカウトサイトをしっかりやり込んでなかったり、標準をあちこちに向けてしまっている感は認めざるをえない状態。

売り上げ単価が増えた

誤解の無いように安いフィーをお受けしないというわけではないですし、例外的に受けているケースもあります。こんなこと書いていいのかわからないですが、決まりやすい=紹介料が安いというのはありえると思います。高いフィーが邪魔して人材会社が相談者様の可能性を潰すこともあります。低価格で受けることで救える方もいますが、全ての方の要望を満たせるかというと違ったりします(この辺はファジーな書き方していますが、人材業界の方はなんとなくご理解ください)。人材紹介フィー自体が高すぎるのではないかという議論も経営側に立ってみると充分すぎるほど理解できます。ただ、業界標準てあるし、その価格設定に自分の仕事を寄せていったのが2期目でした。結果としては成約数は半期しか動けなかった1期目とさほど変わりませんでしたが、平均単価は上がりました。
※人材業界全体でいっせーのーせで下げたら、僕も下げるのかなと。

書類選考通過率(面接・面談設定率)は高い

書類選考通過率が50%超とやたら高かったです。これは努力という面よりも人材難である現状が後押ししているだけな気もします。あと、書類通過したとしても良い面談だと企業様も相談者様も思ってもらえないと意味無いですし、僕のセッティングミスでお互いをふわふわさせてしまったケースなどもありました。この辺はお客様としっかりコミュニケーションをとって、アトラクトしてほしいのか、ガチで面接にいってほしいのか、定義付けをちゃんとしなくてはいけないなと思っています。気を遣って背中を押したつもりが気を悪くされてしまう単なるお節介になってしまうケースもあったりするし。。

離職者を出してしまった

サラリーマン時代は離職者は極めて少ないというかゼロの年もありましたので、それが自分の強みだと勘違いしていましたが、1期目に続き、2期目も出してしましました。完全に僕のミスです。見極めと実力を測る目を濁らすのはやっぱり欲でしかないなと。うむ、やはりそれ以外ないと思う。しっかりやったつもりが成立しないのはある意味予想の範囲にいれないとショックが激しいなぁとしみじみしておりました(6-7月連発して泣きそうでした)。誰も幸せにならないので、精度アップはより慎重になりたいところです。

実は3期目に差し掛かって、ものすごく不安にかられていました。このまま何年やるんだ?とふと振り返ってしまった自分がいたりします。ある意味落ち着いたというか、自分の時間も少しばかり取れるようになって日和ってるのかもしれません。あと、滅法せこくなりました。収入は好きだけど、支出は悪。というか納得いかないものは支払いたくないという気持ちになるのは経営数値を毎日毎週毎月見ているから自然なことなのかもしれないです。ほんとは投資すべきところには投資するべきなんでしょうけど、なんだかディフェンシブになっているかもしれません。

今後生き残るために

僕は法人格をもっていますが、個人商店ですし、それを強く自覚することが大切な気がしています。大事なのは大手でできないことを細かく細かくやってやってやり尽くしても足りないくらいやってようやく、、というところなのかなと思っています。最近、フリーで仕事をしている別業界の方などを観察しているのですが、やはり個人でやっている方は大手との違いや強みを持っているだけでなく、ありとあらゆる手を使っています。僕にはそういうガッツとか泥臭さがまだまだ足りないなぁと。

お客様にとっても相談者様にとっても丁度良い存在になれるにはまだまだです。

こんな僕ですが、人材をお求めの企業様、転職をお考えの方是非是非お声がけください。

カノープス株式会社 青山

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この記事を書いた人

青山 俊彦のアバター 青山 俊彦 カノープス株式会社 代表取締役

SaaSビズサイド(セールスやカスタマーサクセス、インサイドセールス、マーケ、企画領域)の転職支援が得意な人材エージェントです。採用や転職についてお気軽にご相談を!趣味は釣り。長野県安曇野市出身。

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