僕は転職された方と不定期ですが、お食事にいったり、飲み行ったり、お茶したりしています。全員ではないですが、元気かなぁと思った時に声がけしたり、LINEやFacebookで「元気ですかー」くらいのフォローはしてたりします。中にはLINEツムツムのハートの交換で安否確認をしている方もいます(嘘です。ちゃんと声がけしてます)。
目的は何かって、やっぱり自分がお手伝いした方が活躍してほしいし、何かで悩んでるんであったら聞きたいし、ぼやきの一つや二つは出るはずだし、僕で解決できそうならしたいと思うからです。転職後って環境丸ごと変わるので、最初の志を忘れてしまう方もいます。そういう時にリテンションしたりもします。活躍してくれないと意味ないし。
後、僕にもメリットが多いのです。詳しい部署の状況や会社のこと、要は超鮮度の高い一次情報が手にはいるので、次に受ける方によりリアルな提案ができたりします。人材紹介ってこの辺の現場情報を手にいれるのってすごく難しくて、通常だと経営者や人事、部署責任者といった経営サイドからの情報がメイン。相談者さんが知りたいのって実はもっともっと細かいことだったりするんですよね。逆に知りすぎるが故に、本当にはまる人材を考えすぎてしまうケースもあったりするんですが。。
自分の職場は自分で変える
そんなこんなで先日も久しぶりに会いたいなぁと思った元相談者様とその悩めるご友人と飲みに行ってきました。転職当初のファーストクオーターで営業目標達成するなど、できる方だろうなぁと思っていたら、やっぱりその通りのご活躍。その後なかなかうまくいかない時期もあったらしいですが、最近は復調。その秘訣は何だったのか聞いてみました。
とにかく転職者が多く入ってくる会社です。半年でご自身にも後輩ができるくらいのスピード感のある採用。暗黙的な派閥もできやすい環境でしたし、辞めていく方もいたそうです。そういうのが嫌だったのか、この会社に入るなら3年でリーダー、マネージャー目指すべきという言葉を覚えていたのか、全派閥のメンバーと飲みに行くようにしたそうです。本人曰く自分は人見知りとのことでしたが、職場の一体感が大事なのは前職で知っていたことなのでしょう。
時には「あの方話しかけづらいんです」という後輩の悩みを聞いて、次の飲み会でその方と引き合わせしたりとかの世話の焼き用。全然人見知りではないですね。休みの日には会社の同僚と遊びに行くなどの企画もどんどん行っているそうです。職場の方との宴席の写真も見せていただきましたが、楽しそうでした。
下心があるわけでもなんでもなく「自分の職場は自分で楽しくしたい」というその気持ちだけでこのような行動を取っているそうです。これってなかなか出来ることではありません。ごく親しい友人同士と遊びを企画したりとかという趣味は知っていましたが、このように会社組織で皆を巻き込んでいく力があったとは、転職相談を受けている時は気づけませんでした。
もちろん成績をあげて実績積み上げることも大事ですが、こういう力も大事。きっと彼の上司は仕事のやりやすさを感じているのではないでしょうか?非常に感心しました。
K君、君の価値は間違いなく上がっていると思います。頑張れ。
カノープス株式会社 青山