スカウトメールが来ない

スカウトメールがあまり得意ではないです。もちろん全力で使っておりますが、どうも気後れしてしまうというか。

先日、僕のスカウトメールを読んで来てくれた相談者様に「なんで僕の読んでくれたんですか?」なんてことを聞いてみたところ、「うーん、タイミングですかね」とのこと。タイミング…むぅ難しいですな。

ついでに、「こんな感じで他のメール来てますよ」とご自身に届いているスカウトメールを見せてくれました。他社様のものでしたので、目を覆いたいところでしたが、凝視してしまいました。他エージェントの皆様すいません。

「おおお、、、みんなすごいな」という感想。

数ではあきらかに勝てないなぁ。内容も皆さん良い求人をお持ちなので、これまた気後れします。あと、企業人事担当者様からのスカウトメールも同時に発信されているので、こりゃすごい戦争状態だなぁと改めて痛感しました。

たぶん20代だと、100通送って1通返ってくるか来ないかのせめぎ合いではないでしょうか?はじめてスカウトメールを利用した2012年頃から比べると恐ろしく開封率も返信率も減少しているのではないかと思います。僕の場合、レジュメ読んでいるとあれやこれや考えてしまうので丁寧に書こうとすると1通で15〜20分使ってしまいます。これのがいいと思うのですが、時間と集中力が足りない。僕の仕事で何千通もスカウトメールを送るのは至難の技です。

むぅ、厳しい。かといってこの戦いから降りるわけにもいきません。会ってくれたら丁寧に対応する自信はついてきたのですが、そもそも会えないのはしんどい。

オウンドメディアの運用もやはり、媒体社さんくらいのパワーが無いと理想の集客は難しい。今の市況感だと相当な投資と努力をしないと難しいなというのが自社サイトを運用してみての感想。正に予算と成果の我慢比べで、チキンレースみたいなもんです。

仕入れと販売の差額利益が商売の基本ですが、人の仕入れって人材業界にとっては永遠の課題です(言い方悪いですね)。3月、結構全力で走ったものの「なんとか一人!」という人事担当者様の悲痛な叫びに応えられなかったケースが何件もあったなぁと反省しました。

たぶん、僕に足りないのは、どこに事業を向けていくのか(何に強いのか)?それに対する徹底した営業活動、それが満たされてはじめて、スカウトだって、オウンドメディアだって反応が来るんだろうなと思います。足りないことはわかっているのに、なかなか次のステップに踏み出せていない期間が続いているなぁと、いろいろ見返して改めて感じた週末でした。

まだまだ楽にはなりませんね。

がんばろ。

カノープス株式会社 青山

cano-pus.com