YOU謝っちゃいなよ

仕事ができる
これってなんだろうと思います。いろんな視点があると思いますが、クライアントの要望を叶えるのが多くの働く人の願いかと思いますが、僕の場合は、
  • 企業様のオーダーに合った人材をご紹介すること
  • 相談者様の要望に合った企業をご紹介すること
これに尽きます。これ以外はしなくていいシンプルな仕事ですが、過去には多くのお叱りの言葉をいただきました。
  • 全然ミスマッチ!
  • 貴方の言っていた環境と違う!
  • 全然紹介しないから契約解除!
  • 入社1週間前に辞退!?
  • 紹介できないとはなんだ!
  • あの方会社来ないんですけど?

 

ああ、胃が痛い。こんな時は謝れば済むものとそうでないものもあるのですが、謝ることもできないのはやはりまずいと思います。

 

かつて、僕の上司はそのあたりの仁義というか礼節はしっかりできた方でした。僕がクレームを出した時は必ず「今から行け。電話じゃねぇ!会えなくてもいいから行け。いなくても名刺に一筆書くなりして、また行け!」有事の時は行動あるのみということを言われました。僕は覚えが悪かったのか、2〜3度怒られてから自分の行動として身につけたと思います。

 

が、人に謝る時にどうしても反発心が出てしまうケースもあります。例えば、「なんで紹介しないんだ!」といきなり怒鳴られたとしましょう。
*僕のクライアントにこのような怖い方はおりません。皆さん優しいです。例えです。

紹介しないのではなく、紹介できる人がいないのです。探していないわけではないです。ただ、そのプロセスはなかなか分かってもらえません。当然です。そのオーダーに対して、何百件スカウト送ろうが、何人面談しようが、クライアントにとって、0は0なのです。怒って当然、、、ですが、ちょっとそのプロセスもわかってよという気持ちはどこが過るかもしれません。これが邪魔なのですね。謝るもんは謝らなくてはならない。そして、次に繋げなければいけない。
昨晩、業界の尊敬する先輩もこんなお話をされていました。
僕らの仕事は紹介できない時も逃げるのではなく、立ち向かわなくてはならない。辞退をされた、退職してしまった、紹介できなかった、、どれも課題だよね。そこからどうして辞めてしまったのか、辞退されてしまったのか、紹介できない部分で何か歩み寄りができないか。そういうのに向き合って改善、つまりPDCAを回していかなければならない。謝ることからスタートできることって沢山あると思うよ。
これは、人材業だけでないと思います。IT屋さんだって、Web屋さんだって、金融屋さんだって、不動産屋さんだって、なんだってそう。
効果が悪い時ほど、もたもたしないで素早く密に連絡してきてほしいし、マニュアルのような回答や、それっぽい横文字攻撃や理論で雲に巻こうとしないで、具体的にわかりやすい言葉で回答がほしい。できなくても一緒に考えてほしい。
僕も過去に色んな業者さんとお付き合いしてきたからこそ、そう思うのです。謝れる人は仕事ができる人だと。
といいつつ謝り力は低下している40代の僕。あかんですね。

カノープス株式会社 青山

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この記事を書いた人

青山 俊彦のアバター 青山 俊彦 カノープス株式会社 代表取締役

SaaSビズサイド(セールスやカスタマーサクセス、インサイドセールス、マーケ、企画領域)の転職支援が得意な人材エージェントです。採用や転職についてお気軽にご相談を!趣味は釣り。長野県安曇野市出身。

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