つんく氏の働き方を見て思ったこと

先日テレビを見ていたら、音楽プロデューサーの「つんく」氏が子守唄を作曲するという内容の番組がやっていました。

つんく氏といえば、癌の治療のために声帯を摘出したばかり。

どんな風に仕事をするのかな?と思って見ていたら、会話はPCとタブレットでLINE(かな?)を使って細かにコメントを伝えるという形式。

あとは表情と身振り手振りと、楽器を使って音の表現をしたり。

本人は歌うことや話すことで自分を表現してきた方でしょうし、とても不本意なのかもしれませんが、、人間できないことはないんだなぁととても感心しました。

では、自分が声を失ったらどうする?

僕はもともと人と話すのは得意ではないですので、沈黙が嫌いでもないですが、仕事はかなり考えなくてはいけません。LINEだけで人材紹介業が完結できるかというとそんなことはない。いや、できるかもしれない。よくわかりません。失ったその時に考えるしかないのかなと思います。

どちらにせよ、音楽家として一番大事なものを失っても仕事ができるつんく氏の実力なのだろうと思います。

技術の進歩で、ハンディキャップを補えるプロダクトがどんどん開発されていますが、どんな技術にも負けない自分でしかできないアビリティを身につけたいものです。

※とテレビ番組に感心して覚えていたからでしょうか。週末都内某テーマパークで、偶然にもつんく氏ご家族を見かけました。足早に帰られましたが、お子さんを連れて笑顔の絶えない普通の良いお父さんでした。すごい偶然ですね(写真は失礼かと思いましたので、撮りませんでした)。

カノープス株式会社 青山

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