春になったので、新入社員の皆さんに余計な一言を書いてみる。

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すっかり暖かくなりましたね。お花見などもされた方も多いとかと思います。

僕も昨日お花見をしました。

大阪で。

なんで大阪にいたかというと息子の中学入学祝いとここ数年家族をどこにも連れて行かなかったことへの罪滅ぼし。やや背徳感もありましたが、子供達が楽しそうでよかった。

そして大阪大好きになりました。くいだおれの街。串揚げ美味しかった。たこ焼き美味しかった。なんでも美味しかった。店員のおばちゃんがいちいち差し込んでくる余計な一言が心地よかった。関西弁て良いですね。町全体に漂う下町感いいですね。ありがとう大阪。毎度おおきに。大阪支店出せるように頑張りたい。

そんなこんなでまさかの大阪で桜を見ながら、新入社員のことを考えてみました。

去年もやったかこれ。INSTの石野さんのパクリネタです。あと、最近割と就活系の過去ブログが見られているみたいなので書きます。

何もできないから目の前のことをやろう

以前とある会社の新入社員さんが新入社員歓迎会で、緊張もあいまったのか、

「私たちに期待するものは何でしょうか?」

と社長さんに聞いていたのを見ました(DVDで)。

社長さん何と答えたかというと

「ない。何も。だって何もできないじゃん。」

厳しい就活を乗り越えてきた、期待に胸いっぱいの新入社員君。どんな気持ちだったかわかりませんが、社長の言っていたことは正しいと思います。できないことをできるようにし続けることでキャリアが形成されていくものですし、そんな気負うなよキミー。ということなんでしょうね。

やりがいなんて与えてもらおうとしない

仕事へのやりがいって自分で感じて納得するものだと思います。これもできることを増やしていけば自然と見つかるのかなと。見つかる時間は人によって違うと思います。

43歳の僕でも、「人材紹介本当好きだわー」って思ったの最近なのでそんな焦らないでいいと思うんですよ。はい。

まずはできる先輩にくっついて質問魔になって、飲み行って、「うっざこいつ本当もうしつこい」って思われるくらい奢ってもらいましょう。

先輩は先輩風を吹かしたいものです。ぴゅーって。ただ、会社の文句しか言わないとかしょうもない先輩にくっ付くのはやめましょう。あなたに合ったロールモデルを探すといいですよ。

怒られたくらいで辞めんな。病めんな。

最近の若い子はとかいうつもりはないです。僕も最初の会社の上司に超怒られてました。んで反抗して地下検品所に収監されたこともあります。次の会社でも、その次の会社でも、そのまた次の会社でも。

上司が怒っているのは愛情と前向きに捉え、誤りは認めて改善策を考えましょう。修行です。良い指導だったら、リスペクトしてください。

僕の経験上、怒鳴られて育った人は怒鳴る傾向があるように思います。かわいそうだけど、あなたが変えてあげましょう。あなたが良い部下になればその方も少し変わるかも。恋愛だと思ってください。でも本当のオフィスラブは気をつけてください。こっそりやってください。

ただ、単純に性格が悪いだけの方もいるので、そういう人がメンターや教育担当になったらうまくやり過ごすか、人事とか部長に相談しましょう。せっかく入社した会社を人が合わないとか上司がきついとかしょぼい理由で辞める必要はありません。

会社の将来性がとか言っちゃいけません。企業には寿命があります。

あなたにお爺ちゃんやお婆ちゃんがいたとします。20代のように走れますか?会社もそうなのです。企業は大きくなれば、人も増え、組織化され、老朽化していきます。そして世の中のニーズも次々変わっていきます。それを変えるのは人です。いたわってあげるべきです。新卒採用してる時点で僕にしたらすんごい会社だと思うのですよ。

企業が常にキラキラし続けるなんてことはものすごい大変なことなのです。だからあなたを入れたのです。

ただ、あなたが会社を変えろ、背負えとも言いません。本当に沈みそうなら心中する必要なんてない。

でもね。選んだの自分でしょう?一定成果出して恩返ししたら辞めるでいいと思うんですよね。この会社オワコンだわーって思ったりする瞬間は誰にでもあります。でも、仁義切った方がいいと思うんですよ。誰かのせいにするのはその後もよくない。

だって僕がそうだったし。めっちゃ会社のせいにして最初の会社辞めましたから。あれはよくなかったな。

転職してもいいけど、第二新卒有利とか思わないで。

第二新卒って言葉ありますよね。仕切り直しできそうな感じでポジティブに見えますけど、就活よりも厳しいよ。だって学生として見てくれないから。

仕事しっかり結果出して、転職する理由がしっかりしてれば別にキャリア1年目でも決まるし、10年目だって転職決まります。

あんまり転職に青い鳥を探そうとしないで。でも辞めちゃったらしょうがない。それでも再起できます。だって君らは若いから。何でもなれるなんて夢物語を言う気はないですけど、死にはしない。

それでも悩んだら僕のところにいつでもおいでください。仕事の愚痴くらいならおじさんが聞いてあげるから。

みんな頑張ってくださいね。

カノープス株式会社 青山

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この記事を書いた人

青山 俊彦のアバター 青山 俊彦 カノープス株式会社 代表取締役

SaaSビズサイド(セールスやカスタマーサクセス、インサイドセールス、マーケ、企画領域)の転職支援が得意な人材エージェントです。採用や転職についてお気軽にご相談を!趣味は釣り。長野県安曇野市出身。

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