先週は悲しいニュースが多かった。元国のトップや業界のトップの方々の訃報は相応のショックがありました。
世界を見渡したら毎分毎秒、どこかで誰かがこの世と別れを告げているわけですし、全ての死に向き合っていたら精神が持たないのですが、やはり知っている、認知している、そのレベルが高いほどショックは大きいです。家族、友人、仕事仲間など一緒に過ごした相手だと尚更です。
身近にも別れがありました。7/7の七夕に義父(奥さんのお父様)が亡くなりました。
後年はケア施設に入居されていましたが、コロナの影響で直接見舞うことは叶わず、正月などに窓越しから手を降って挨拶をするという奇妙な距離感でしか会えていませんでした。また奥さんが構わないで良いというのに甘えて、足も遠のいていました。
放射線技師で市内の病院に定年まで勤め上げられた医療従事者。技師の前はお菓子の会社、現在のブルボンに務めていたとも聞きました(よく考えたらすごいキャリアチェンジですね)。あまり自分のことを語らず、欲がなく、物静かで優しい方でした。
僕が起業した時も何一つ言わなかった。言いたくても我慢していたのかもしれませんが。
大した才能もないのに起業した僕を心配してくれていたのだと思います。何かあると君にじゃなく孫にだからと手助けしてくれる。
義父が元気な時にちゃんとお礼の言葉を伝えるべきだったと後悔しています。
50歳近くなって、自分の親世代がほとんどいなくなってしまいました。次は間違いなく自分の世代の番。最後まで案外時間がないかもしれないですし、想定外に長いかもしれない。どういうふうに終わるかもわからない。先々全く読めませんが、伝えるべき人にちゃんとお礼を伝えてあまり後悔を残さないようにしたいと思います。また、自分が死んだ後に感謝の気持ちを誰かに秘めてもらえるような言動、行動をしたいなとも思います。
しかし先週は後半からバタバタと落ち着かない感じでした。リスケを快く受けていただいたお客様、相談者様ありがとうございます。
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