三連休みなさんはどのように過ごしていますか?僕は船釣りが初めての方々と釣りに行ってきました。協力してくれた友人達に感謝。
僕も多少レクチャーさせていただいたのですが、皆さん飲み込みがとても早くて全員釣れていました。楽しそうでよかった。
教えながら、今では当たり前にできていることも最初は全くできなかったなぁと釣りを始めた頃のことを振り返っていました。
僕の釣り歴は起業した年から少しづつはじめたので4年というところでしょうか。いまだったらクスッと笑ってしまうような失敗もたくさんしてきましたし、多少の怪我もしてきました(指先に突き刺さった針を抜いた時が一番辛かった)。
それでもなんとか釣れるようになってきたのは基礎を教えてくれた先輩がいたり、一緒に行く友人(同レベル)との情報交換だったり、船長の指示だったり、動画だったりといろんなものの積み重ねがあったからなのですが、教える側になってみて自分はまだまだ未熟だなと思うことや、あーそうだったなと思い返すことが多かったです。
人に教えるって一番の学びなんですね。
社会人向け勉強会を主催している友人が言っていたラーニングピラミッドというものを思い出しました。
ラーニングピラミッドとはどんな学習方法が頭に残るのか学習定着率というものを分類したもので、これをまとめた記事など参考にさせていただくとこんな図になります。
- 講義:講義を聞く→5%
- 読書:本を読む→10%
- 視聴覚:ビデオや音声を聞く→20%
- 実演説明:実演を見る→30%
- ディスカッション:グループで議論する→50%
- 練習:練習する→75%
- 人に教える→90%
上記のように学習定着率は示されています。普段も本や記事、動画で釣りの勉強をしていますが、実際行ってみて釣ってみてのほうが数倍学びがありますし、今回のように人に教えるというのは自分の過去の振り返りや相手の習熟度に合わせてどんな言葉を使うか考えたり、実演してみたりといろんな要素を含みますのでもっとも学びが深いというのは納得です。
釣りもそうですが、これは実生活でもそうだなと思います。社会人でも2-3年経過すれば新人の教育などをしますが、これはあなた自身も人に教えることで自分を振り返って学び直しなさいという意味が含まれているのだと思います。
もちろん、本や講義も大事です。やってみて、経験してみて、さらに本などで学び直してさらなる気づきを得るなど。おそらく知識経験を積んでいくというのは、上記のピラミッドの要素を横断的に行き来することなのかなと思います。
頭でっかちでもいけないし、行動するだけでもいけない。バランスの良い学びを続けたいなぁと思った週末でした。
今回釣りデビューした方々も、これを機会にもっともっと釣りを楽しんでもらって、釣り仲間をどんどん増やしていって欲しいな。