突然の在宅勤務で得られたもの

今の家に住んで10年近くですが、自宅でこんなに長い時間を過ごしたことはありませんでした。近頃は子供の学校行事に参加したり、趣味の釣りに行ったりと仕事以外の時間も作るように意識していたのですが、それでも夕飯を家で食べる事はほぼなく、出勤前に辛うじて家族と会話できるかできないかくらいが平均的な日常でした。家族やご近所で起きていることをほとんど知らなかった時期もあります。

 

起業やらなにやらもろもろ含めると7年近くそういう生活でした。不謹慎な発言かもしれませんが、今回の在宅勤務は僕にとっては今までの時間を取り戻せたところもあり、悪いことばかりではなかったように思います。

 

今月で緊急事態宣言も解除されると思いますが、6月から以前のような毎日になるのでしょうか?もっと忙しくなるのか?またまた感染拡大になるのか?そういえば何もなければオリンピックを目前に盛り上がっていたかもしれない時期でした。あのあたりもどうなるんでしょう?

 

アフターコロナ、ウィズコロナ、ニューノーマル、世界中の色々な機関、研究者が色々な未来予測をしているとおり、以前通りの生活や仕事の仕方が失われるかもしれません。不要不急の集まりはしばらく減るでしょうし、しばらくは飲み会と言われてもうっ、、となるかもしれません。マスクもしばらく手放せないでしょうし、購買や投資など色んなものの意欲が下降するかもしれません。結果需給バランスが崩れてデフレになるかもしれません。僕のやっている仕事でいくと企業の採用はずっと冷え込むのかもしれません。しれませんばかりですが、未来はそこに行ってみないとわからないのですよね。そもそも今回のコロナウイルスも昨年末あたりには誰も予想していなかったのですから。

 

ただ、一つだけ確かなのはここから数年はこれまで以上に頑張らなくてはいけないということです。このままでいいわけがありません。1日に1mmでも前に進むように頑張らなくては僕の会社もバンザイするか一時的な休業するかの決断を迫られるタイミングがきます。遅れたものはどこかで取り返さないといけない。

 

ただ、今回の自粛で得られたものも忘れないようにしたいなぁと思いました。人それぞれの受け止め方があると思いますが、僕はどんな未来になっても失いたくない最低限のものが何だったのかがはっきり理解できたように思います。それさえ守っていれば、今後色々な変化はあってもなんだかんだ適応していけるのかなと。

 

ちなみにそろそろ釣りに行きたいです(切実)。

 

カノープス株式会社 青山

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この記事を書いた人

青山 俊彦のアバター 青山 俊彦 カノープス株式会社 代表取締役

SaaSビズサイド(セールスやカスタマーサクセス、インサイドセールス、マーケ、企画領域)の転職支援が得意な人材エージェントです。採用や転職についてお気軽にご相談を!趣味は釣り。長野県安曇野市出身。

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