生き残りたいか?生きたいか?

在宅1ヶ月が過ぎようとしています。家にいること自体は楽しいのですが、ビジネスは遅々としているのでもどかしい気分です。止まってはいないのですがいつもの1/4くらいのスピード感というか。

 

これから先、通常どおりの世界に戻ったとしても、去年と同じように仕事ができるのか?というとそんなことはなさそうです。直撃を受けている外食産業のみなさんはデリバリーに転換するなど進化していますが、人材紹介業はどうでしょう?同じような発想の転換ができるのでしょうか?当事者になると案外思いつかないものです。

 

人材業界も然り、中間ベンダーというものはサービスの変換が難しいように思います。しかも人材業はライセンスビジネスで縛りも多い。間違いなく求められ、唯一絶対のものは高い介在価値、これに尽きます。それが提供できる会社が生き残れる。これが答えであり、実のところコロナは関係無かったりします。

 

では、自分がそれをできているのか?と言われるとこんな有事の際になって正直自信がない。これまで頑張ってきたつもりですが、普通レベルのことをしていただけに過ぎません。むしろその頑張りも丁寧・良い人くらいの言葉に集約されていき、本当の意味での介在価値かというと頭を捻ってしまいます。まだ全然足りてない。このレベルですので今回は足掻いて必死に切り詰めて波を堪えることができたとしても相当苦しい状態になっていそうです。会社が生きるか死ぬかの状態です。

 

個人経営の会社が焦ったところであまり大きな変化は起こせないのですが、仕事のレベルをもっとあげないとなと思っています。

 

また、会社の生き残り戦略と同時に僕個人としてどうキャリアを進めていきたいのかも整理しなければとも思っています。

 

今後80歳まで働く人生だとしたら、あと33年もあります(いままで25年働いているわけですが、それより長い!)。40代も後半になり、22歳から働き出したその頃よりも成長スピードは落ちていますのでその点を含めてどう人生設計するのか。

 

普段人の相談は乗っているくせに自分のこととなるとなかなか難しい(人材紹介会社あるある)。

 

人材紹介は当然続けていきますし、より努力はしていくのですが、長い人生を歩むために新たな領域への挑戦などをしてもいいかもしれません。今後は自分の力を分散投資してポートフォリオワーカーのような動きができればなぁと。具体的に何か決まっているわけではないのですけど。

 

生き残り策ばかりではなんだかつまらない。生きている実感が欲しい。

 

そんなことを思っています。ビジネスがまだ進み出したら忙しくなって忘れてしまうのかもしれないですけどね笑

 

カノープス株式会社 青山

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この記事を書いた人

青山 俊彦のアバター 青山 俊彦 カノープス株式会社 代表取締役

SaaSビズサイド(セールスやカスタマーサクセス、インサイドセールス、マーケ、企画領域)の転職支援が得意な人材エージェントです。採用や転職についてお気軽にご相談を!趣味は釣り。長野県安曇野市出身。

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