最近は人材業界でもYouTube番組などを見かけるようになりました。あとはVoicyとか。今後も発信方法は多彩になっていくと思いますしトレンドは追いかけていかないとです。
実は僕も動画を4年前くらいに作ったことがあるのですが、そうとう難しいと思ったことを覚えています(もうコンテンツは無いです。あっても葬りたいレベル)。動画は見る人を明るく照らし癒す要素、ポジティブな構成と内容の明確さに加えて、声、音、ビジュアルの優しさなど視聴覚要素も加わるからです。
あとは何より運用が難しい。発信し続けるのことの大変さに加えて、一定の領域に尖ったものにするのかジャンルを広範囲にするのか、一体誰に何を伝えていくのかという決めも難しい。
話が逸れるのですが、僕はYoutubeで釣り番組をよく見ます。実際の釣り回数や経験値に合わせて見る番組も変わってきました。転職系コンテンツとは関わりはないですが何かこういうところにもヒントがあるのかもしれません。
僕の釣り動画視聴歴はこんな感じ。最初はチャンネル登録者が膨大な有名チャンネルから始まり、専門家(プロやメーカーのテスターさん)の動画に移っていき、最近は相当小さい番組(素人さん)に落ち着きました。
思い返すと、有名チャンネルを見なくなったのは全てが見たいコンテンツではないと感じだしたから。UUUMなどに所属している釣りYouTuberさんはビジネスとしての動画配信をされている面もありますし、登録者獲得のために釣り以外のジャンルにもコンテンツが広がったりしがちです。また無理して賑やかしてるなぁというのを感じてしまって見るのがしんどいと思うようになったのです。もちろん作り手さんや演者さんが悪いわけではないのですし、こちらが勝手にそう受け取ってるだけなのですが。
専門家チャンネルはメーカーの戦略が見えたり、自分でその釣りを再現できないことがわかってしまったから。例えばメーカーのものですと新しい釣竿で憧れの魚を華麗に釣る姿は見ていてワクワクしますし、購買意欲も上がります。それが番組の目的でもありますのでまんまとハマったわけです。でも実際やってみるとそんな再現性がない。プロが釣るから釣れるわけです。また、釣れるシチュエーションを選んでいるでしょうし、釣れたシーンだけうまく編集してるとも言えます。こちらもそのうち見なくなってしまいました。そんなにどんぴしゃの状態で釣りに行けないし自分で考えたほうがいいと思うようになったわけですね。
最近は自分がやりたい釣り、身の丈からそれをちょこっと飛び出たくらいのレベル感や場所を限定してみるようになりました。例えば湘南の堤防や磯からメッキ釣りとかカマス釣りをしている素人さんの動画とか、湘南西湘あたりのSUPフィッシングの動画とか。家から1時間以内で行けてライトにできる釣りやちょっと興味のある釣り方、魚の水中動画などに好みが移っています。素人さんの編集だから全てが綺麗で見やすいわけでは無いですし、情報が足りない部分もありますので動画以外のコンテンツも補完しながら見ています。最初から考えるとかなり変わりましたね。
転職キャリア系と釣りについてはコンテンツの質が全く違うのかもしれませんが、このような感じに何個かのジャンルにわかれるような気がしますし、難しいジャンルだからこそ面白いものも出そうで楽しみです。また、動画だけでなく様々なメディアを複合的に使う人が増えていくのだと思います(既に結構いる)。
じゃあお前は?というとこれっていう尖った情報発信の思いが温まったらやるかもしれません。でも自分は出ないかも。アラフィフのおっさんである僕が出ている動画を見たい人が1万人くらいいるならやりますけど誰も見たく無いですよね笑
カノープス株式会社 青山