また台風ですね。僕の自宅付近には私鉄・JRの駅が合計3つあるのですが、運動量を増やそうと、一番遠くの駅まで歩いています(最近だけど)。おかげで既にずぶ濡れです。おまけにお気に入りのカフェが改装してて入れませんでした。釣りも行けない。ぬぅ、台風め。
と僕のことはどうでもいいですが、今日面接に行かれる方も数名おられます。どうか天候に負けず、気持ちは晴れやかに行って欲しいですね。
話しは変わりますが、タイトルの件です。転職活動の時期についてよく質問をされますので書いてみようかなと思います。人材紹介のエージェントさんですと、求人オーダーを毎日見ているのでわかると思いますが、結論から言ってこの景況感ですと時期はあまり関係ないではないでしょうか?景気変わったらよくわかりません。今に限っては、攻め時はいつでもいいと思います。
僕のような小さな会社でさえ、対応しきれない(提案できる人材が追いつかない)数のポジションオーダーが時期問わず来ますので、その辺は感覚間違ってないかなと。
節目として年度始めの4月とかとも言われていますが、どの会社も3月決算なわけではないです。長期休暇前後などは人事さんもお休み取られたりしますし、停滞気味になることはありますが、1〜2ヶ月の長期スパンで停滞することはないと思います。
ただ、これは転職市場全体のマクロな話。もっと細かく言うと、多くの企業様が年間採用計画を練って動かれていますので、その人数が達成されればポジションクローズ、つまり採用ストップになることは充分考えられます。人事さんは経営計画にコミットして採用活動を実行されますので、「こういう人数が今期の経営数値を達成するには必要!経営数値を落とし込んだり、現場の受け入れ体制を考えると10月までに何人、年内までに何人、、、」と動いていきます。期内の採用予算などもあるので、前倒しはあっても後倒しはあまりないように思います。
後、ポジションによるのですが、例えば、営業などを大型補充するとした時、採用の初期段階は割と採用ハードルが低かったりするのです。ただ、後半で計画数通りに充足してくると現場の受け入れバランスなども踏まえ、採用人物像のレベルが上がったりします。
なのでお気に入りの企業や興味ある企業の興味あるポジションがあったら、グズグズしないで受けるという考え方もありです。ピンポイントのポジション、企画やバックオフィス系などは足が速い(もともと人気で出現率が低いので人気ですぐ応募者が確保されてしまいます)ので、これも同じ。
さて、タイトルの件に戻りますが、「時期問わず良い会社があったら転職する!」という方は結構おられます。これはこれで結構な事だと思いますし、僕も相談者様のオーダーを事前に聞いておいて(レア案件のオーダーが多い)、出現次第速攻で連絡するという対応をしているケースもあります。この場合は要件全部聞きだせているので速いです。最短2週間で決まった方がいました。
ただ、「良い会社」ってすごい曖昧だったりしますので、ご自身の中の「良い会社」が何なのか?しっかり言語化しておいたほうがいいですよ。あと、動く時は一気に動かないと決まらないままずるずる行くパターンのが多いかなぁと思います。
カノープス株式会社 青山