好きなようにやりたい

とある企業の選考を受ける若者がいました。

基礎スペックではビハインドしかありません。
でも絶対に活躍できると信じていました。だから、推薦しましたし、面接練習や業界知識など面接で戦えるだけの装備を与えたつもりでした。
…でした。
でも、本人からこんなことを言われました。
「僕はこう言いたいんですけど、ダメなんですか?」
主張する方が少ない中で、びっくりしました。そして、彼の言いたいことははっきり言って諸刃の剣です。
すごく悩みました。
で、悩んで答えました。
「好きなようにやりなよ。僕が間違っていたと思う。ごめんね。」
どう返してくるのかなと思いました。彼の訴えたい内容は、それまでの僕のアドバイスを覆すことになり、捉え方によっては稚拙に思われてしまうかもしれません。
でも彼は言いました。
「私は学歴も大したことないし、多分落ちると思うんです。だったら、本音で話したいんです。行きたい企業で後悔したくないです。すいません。ただ好きにやって、迷惑かけたくはないのもあったり…すいません。でもこれでいきたいです。」
…なんて自分はダメな仕事をしてきたんだろうと反省しました。こんなこと言える人なんていないとタカをくくって決めつけで仕事をしていました。
勝算はないかもしれないですが、面接がストレスになるくらいなら、ぶっちゃけて散ったほうがスッキリすると思います。たぶん君の素直な気持ちがわからない企業に、君は向いてないと思います。
どうなっても僕は君の味方です。頑張ろうぜ。

カノープス株式会社 青山

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この記事を書いた人

青山 俊彦のアバター 青山 俊彦 カノープス株式会社 代表取締役

SaaSビズサイド(セールスやカスタマーサクセス、インサイドセールス、マーケ、企画領域)の転職支援が得意な人材エージェントです。採用や転職についてお気軽にご相談を!趣味は釣り。長野県安曇野市出身。

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