転職時には、給料も重要な要素ですよね。でもって、転職して給料が上がる人と下がる人ってどれくらいいるのかな?というと様々な気がします。
個人的な感覚で言うと、
上がる人
現状維持の人
下がる人
はそれぞれ同じくらいな気がしましたので、調べてみました。日銀が事務局を務める金融広報中央委員会で発行している「知るぽると」がなかなか面白いので、引用してみます。
※サイトもあります。
知るぽると:金融広報中央委員会
私の手元の資料が2010年度集計なので、いまはどうか正確にはわかりませんが、以下のような感じです。
僕が主にお会いしている25-29歳の方ですと、増加する人と変わらない人と減少する人がほぼ同じくらいの比率。
いままでご支援した方で増えたパターンは、前職がどう考えても低すぎた方(業界や職位にもよります)や、技能や知識の専門性が高い方で転職先がもとめる経験値と完全合致した方。同職種同業界への転職の方あたりかなと。
※僕の交渉で増えたパターンもありますが、そんなに多くはありません。
昔、転職したばかりの時、怖い上司に「転職なんて低きに下がる行動だ!」と言われてどうしたもんかと悩んだことがありましたが、確かに業界も職種も環境も全部とっかえてしまえば、0スタートですので給料が下がるリスクが高まります。
ただし、20代だと短期間で挽回しやすいという事実もあります。以前どこかのブログで給与より経験を取りに行く転職というものがありましたが、転職の際はキャリアチェンジやキャリアアップと同時に、入社後何年でどんな給与水準に自分を置きたいのかなど、中期的視点を持ちながら行動するといいと思います。
とはいえ、なかなか思う通りにいかないのが世の中ですね。
カノープス株式会社 青山